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【上手くいかない💧】自己嫌悪の特効薬は”休息”であることが多い。

どんなに能力が高い人でも、お金をたくさん持っている人でも、1日は24時間です。1人の生身の人間が思考し行動し成せることには限界があります。

上手くいかないことが多い。前はもっと出来たのに。

と思うことが増えてきたときは
がんばり過ぎが原因であることが多いです。

焦る気持ち、自分が不甲斐ないと思うとき、もっと成果を出さないとと自分で自分を追い込んでいるとき。
こんな気持ちは悪いものではなく、自己成長のエンジンになることもありますが、度を超えると害になります。

試しにまずは1時間、
メールやビジネスチャットに反応しない時間を作ってみるのはどうでしょう。
その時間は、何もしない。
休憩です。

自分の呼吸だけに気持ちを向けて、目を閉じて全身の力を抜くのもOK。
今週あった「楽しかったこと」「思わず笑ってしまったこと」「嬉しかったこと」「できたこと」を振り返ってみるのもOK。
来月にはこんなふうになっていたら最高という自分の姿を思い描いてみるのもOK。

自分の内側「だけ」と付き合う時間です。

がんばりが度を超えると、
明日や来週、来月に向けて一生懸命走っているつもりなのに、いつの間にか「本当はさほど重要ではないこと」に追いかけられている状態に陥ります。

目の前の球を打ち返すこと、飛んでくる弾を避(よ)けることを、少しの時間、やめてみる。
休息することです。

自分のことを見失う前に、これはとても重要な時間だとわたしは思っています。

副産物としては、、、
周囲の人へ、自分が発している空気も変わります。

少し落ち着いてくる。柔らかくなる。がんばり過ぎを止めるので、余裕ができます。柔らかい空気を放つようになると、周囲の人のあなたの扱い方が変わります。飛んでくる弾が減ることが多いです。

現在の通常業務に加えて、新しいプロジェクトの運営をすることになったとき、仕事をしながら親の介護をすることになったとき、忙しいある日、自分に病気が見つかったとき、子育てと仕事を両立することになったとき、

やることが2倍、3倍になるので、大変です。
がんばり屋さんは、「自分が頑張ればできる」と思ってスピードを上げて詰め込むことで乗り越えようとします。でもこれは絶対に限界がきます。上手くいきません。

増えた分は減らすことで対応する。
減らし方は、

① 人の力を借りる
② 知識やスキルを手にする
③ 自動化・機械化する
④ やめる(捨てる)

この4つぐらいしかありません。
②も確かに効果がありますが、これだけでは微々たるもの。
①か③、そして④が大事です。

忙しく動き回り、がんばりが度を越えた状態で、判断するのは危険です。
大切なものを、誤って捨ててしまったりします。後悔します。

まずは、休息。
そして、落ち着いた余裕のある脳を取り戻してから、整理です。

がんばり過ぎで幸福になることは、きっとないです。
頑張らない、無理しない、ことをサボる、成長意欲がない、と思い過ぎないで、自分を大切にしていきましょう。「自分らしい」努力をコツコツ続けて、本当に大切なものを大切に生きていくことを捨てないでください♡

なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。