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クラシック音楽を精密にモニターするなら

ようやく待ちに待ったEpic5が家にやってきました。アマゾンのブラックフライデーなどの影響で随分と宅配遅延。午前中に届くはずが夕方になりました。それでも宅配の人を恨むことはしない。「雨だし寒いし仕事量もたくさんあってご飯を食べる暇もないだろうから、これでも持っていきなさい。」とお菓子を差し上あげたら「いいですかい」と恐縮されてしまった。それにしても今日はトラブル続きだ。新製品を購入したら旧製品が動くなくなるというアルアル発生。なんといきなりMacBookProがオーディオインタフェースを認識しなくなった。トラブルを解消作業に4時間もかかり、いよいよ最後はOS再インストールないのかと覚悟を決めたそのとき閃いた。

「オーディオインタフェースのドライバーのバージョンを最新のものから古いものに変えてみたらどうだろうか。」

ずばり的中で認識してくれた。Firewire接続はあんまり安定していない。スリープ状態になるとよくカーネルパニック状態に陥る。そろそろ新しいオーディオインタフェースを購入すべきときなのかもしれないですね。

さて、このスピーカーは正確な位置におかないとまったく意味がないので自分の頭が正三角形の真ん中、それと高さをツィターの少し下の位置に耳がくるように設置するのに1時間くらい費やした。もう少しスピーカーの距離を取りたかったのですが90cmが限界でした。大きなモニターをどう配置しようかな。

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設定を終えて、世界を代表するバロックバイオリンの唯、佐藤さんの演奏を聴いてみた。佐藤さんの演奏の録音はすごくよいなあと感じてはいたが、このEpic5で聴くと本物のコンサートホールで聴いているような生き生きとした音になるし、ヴィオローネの低音の迫力がこの小さなスピーカーからはっきりとわかるとうのもわかる。机が震えてしまうくらい。まあ机が震えるのはオーディオ的にNGなんですけどね。

このパッシブ・ラジエーターという工夫はすごい。今の悩み中はこのスピーカーの下に何を敷いたらよいのだろうか。木材だとちょっと響きすぎるのだけれどもまあこれも良い。コンサートホールでもこれくらは響くからね。正確なモニターリングなら吸音材をおくべきかな。

ラジエーター

音楽のピントが正確にきっちり合うという斬新な感覚は新鮮。クラシックでコンサートによくいく人ではないとこの感覚はわかってもらえないかもしれません。

なのでクラシック音楽を精密に再現したい人はこのスピーカーか上位のEpic55を使うべきですよね。高級オーディオなどはもはや不要。スピーカーという次元を超えてコンサートホールの再現領域に入っている気がします。とはいえ私のオーディオインタフェース(MOTU Traveler MK3)もこのスピーカーに完全に負けているので新しくすべきですね。

●おまけ

ケース付きというのは珍しい。丁寧な箱詰めがされていて、スピーカーは袋に入っているという念のいれよう。よほどパッシブ・ラジエーターの取り扱いに注意せねばいけないのでしょうね。

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ケース

箱を開けてみた

袋に入っている

袋から取り出す



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