過保護なママは僕を溺愛しまくっている
〜池田瑛紗 単発中編〜
「嫌だ!だって〇〇のこと大好きなんだもん!」
どうも、〇〇です。
僕は今非常に困っています。
どうして、こうなったかというと...
〇〇:瑛紗、僕は県外の大学に行きたい
瑛紗:えっ!なんで!
〇〇:県外の大学の方が自分のやりたい事を学べるから
瑛紗:えっ...そのやりたい事ってこっちでもできる?
〇〇:...まぁ、一応
瑛紗:じゃあこっちでもいいじゃないの?
〇〇:いや、でも自立できるようにならなきゃだし
瑛紗:えっ...一人暮らしってこと?
〇〇:うん。一人暮らししたい
瑛紗:なんで!一人暮らしなんかしなくていいの!
〇〇:いや、一人暮らしできた方がいいでしょ
瑛紗:いや!〇〇は私に甘やかされながら生きればいいのよ!
〇〇:いや、ダメでしょ笑
瑛紗:いいの!
〇〇:親として言っちゃダメだろ笑
一人暮らしさせてよ
瑛紗:嫌だ!だって〇〇のこと大好きなんだもん!
というわけで今の状況に至ります。
母親は僕のことを好きすぎる。
こんなこともありました。
僕が中学生になった頃。
今までママ呼びしていたのだが、
恥ずかしさを覚え始めてお母さん呼びにした。
瑛紗:えっ!?
〇〇:どうした?
瑛紗:お母さん呼びになってる!
〇〇:ん?いいでしょ
瑛紗:良くない!
〇〇:なんで?
瑛紗:ママ呼びが良かった!
〇〇:えぇ?
瑛紗:ママ呼びにもどして!
〇〇:なんで?
瑛紗:なんでも!
〇〇:うーん、ママ呼びはいやかな
瑛紗:えぇ!?
じゃ、じゃあ他の呼び方考える!
何でそんなにお母さん呼びが嫌なんだろうなって思いながら、呼び方考えるのを待つ。
瑛紗:あっ!じゃあてれぱんでどう!
〇〇:て、てれぱん?
瑛紗:うん!
〇〇:母親をてれぱんとは呼びたくないよ笑
瑛紗:えぇ!?なんで!?
〇〇:なんでって...普通だろ笑
瑛紗:えぇ...どうしてもだめ?
〇〇:うん
瑛紗:じゃ、じゃあ名前呼び!
〇〇:えぇ?まぁそれなら...
瑛紗:じゃあそれで!
〇〇:しょうがないな...
瑛紗:じゃあ今すぐ呼んで!
〇〇:はぁ?
瑛紗:今すぐ!
〇〇:いやいや、恋人じゃないんだから
瑛紗:え?違うの?
〇〇:ちがいます
瑛紗:え?じゃあ何?
〇〇:いや、親子でしょ笑
瑛紗:じゃあそういうことにしよう!
〇〇:じゃあって何?笑
〇〇:頼むよー
瑛紗:離れたくないー
しょうがねえ。
必殺の奥義出すか。
〇〇:てれぱん?
瑛紗:!?
〇〇:僕、一人暮らししたいな?
そして県外の大学でちゃんと学びたいんだけど、
だめかな?
少し甘える感じで言ってみる。
自分でやっててめっちゃ恥ずかしいのだが。
瑛紗:うん!しょうがないけど〇〇の頼みなら!
いいよ!
何とかして説得できました。
瑛紗:毎日お家行くね!
〇〇:それは一人暮らしじゃねぇ!
過保護なママに溺愛されてます。
どうだったでしょうか?
今回はみるかさんのリクエスト作品になります!
初のてれぱんの作品になります!
いやーむずかった笑
てれぱんママはむずい笑
上手く書けたか不安です笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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