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サクッと読めるセールスのコツ

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10秒で読める営業論
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【交渉の考え方】
①自分が重視するものと重視しないものを考える。
②相手にとって価値があり、自分にとってあまり価値のないものを相手に譲る。
③自分にとって価値があり、相手にとってあまり価値のないものを自分が受け取る。

キャンペーンチラシの配布。受け取ってもらえらないときの解決策が面白い。

・受け取ってもらえない例
手渡しで、「キャンペーン中です!」

・受け取ってもらえた例
テーブルにチラシを広げ、「おひとりさま一部まででお願いします」

【売れるコツ】
スターバックスは珈琲ではなく、「寛ぎの空間」を提供している。リッツ・カールトンは宿泊施設ではなく、「ホスピタリティ」を提供している。営業は商品ではなく、「自分なりの何か」を提供することが売れるコツ。つまり、「」が重要なんですよね。売り方どうこうは明日考えればいい。

“雑談”は本題に入る前の潤滑油ではない。周到な準備を整えて相手と向き合い、“本題に入る前に仕事を終える”ぐらいの感覚で雑談する。
「仕事を始める前に、それを終わらせるのが好き」これは世界で活躍するビジネスマンの名言。

「興味深い人になりたければ、自分から興味を持て。」カーネギーの言葉ですが、当たり前のようでなかなかできない。これができれば大抵の小手先テクニックは不要になる。逆にこれができずに小手先テクニックに走れば営業は更に難しくなる。

【営業マンの国語】
「また連絡します」の意味。
一般的には、「今このときだけでなく、別のときにも連絡をします」という意味です。
ただし顧客が言った場合、「さようなら」をオブラートに包んだ表現です。
一般論→エサの時間を待ち望む犬
営業論→忠犬ハチ公

【営業マンの国語】 「忙しい」の意味。 一般的に、「急いでしなくてはならない事に追われている」「する事が多くて休む暇もない」という意味。ただし顧客が言った場合、「あなたより暇を優先します」という意味です。 一般論→タイミングの問題 営業論→あなたの問題

【営業マンの国語】
「検討します」の意味。
一般的に、提案や要望に対して「ひとまず受け付けた」「議題として持ち帰る」という意味。ただし顧客が言った場合、提案や要望に対して「見送ります」「これ以上は結構です」という意味です。
一般論→期待感
営業論→失望感

こちらが攻撃的になれば相手も攻撃的になり、無防備になれば相手も無防備になる。営業マンの最強の武器は“無防備な笑顔”です。

交渉に強くなりたければパレートの法則を意識しよう。8割の譲歩は最後2割の時間に起こる。つまり、人は時間に迫られると譲歩しやすくなるということ。譲れない条件は「序盤」より「終盤」に提示。そして席を立つ覚悟を持つ。相手は固まってきた話を壊すより「譲歩」することに天秤が傾く。

最高の交渉人は、相手に譲歩させることばかり考えない。自分の立場を崩さずに、相手に譲歩する方法を模索する。そこには誠実さがある。

顧客ニーズは尋ねるよりも教えること。ニーズのある顧客を開拓するのではなく、ニーズ自体を開拓すること。そのほうが営業テクニックは活きる。

「競合を見誤るな」顧客は他社と交渉してるとは限らない。子供におもちゃを諦めさせる交渉をしてるかもしれない。好きな女性がいたとしても、イケメン同僚がライバルとは限らない。愛しのペットかもしれない。競合を見誤った戦略は上手くいかない。競合は自分の中ではなく相手のストーリーの中にいる。

相手の中にまだ表現したい考えはあるうちは、相手はあなたに注意を払わない。耳は二つ、口は一つです。