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いつでもどこでも安心と信頼のウェズリー『パッセンジャー57』

「Always bet on black!(いつも黒に賭けろ!)」という決め台詞と共に、ウェズリースナイプスが、90分間ずっとハラハラドキドキさせてくれる素晴らしい映画「パッセンジャー57」についてだ。

警備会社の主任のウェズリースナイプスが乗った飛行機で、たまたまハイジャック事件が起こる。
運の悪さを嘆きながらも、ウェズリーさんが一人一人確実に処していくという話だ。

俺の好きな俳優の良いところを抽出したようなウェズリーが素晴らしかった。
戦うウェズリー、恋するウェズリー、涙のウェズリー、スーパースナイプシングアクションといったヴァンダム要素もありつつ、困った顔をして敵にジョークを叩き込むステイサム味もある。
更には、最後はエロいCAと腕を組んで兎に角ハッピーエンドなところからスタローン臭がする。

とにかく「こういうのが観たかったんだよ!」というのが詰め込まれていた。

敵役のブルース・ペインも、急に高校生レベルの下ネタでCAを脅すところ以外は理想のイカレ野郎だった。

正直ヒロインよりもヒロインしてる敵


ウェズリーの心の友であるトム・サイズモア(役名がスライ)が終始怪しい動きを見せていたのに、普通にウェズリーを心配していただけだったのが、少し拍子抜けだった。
彼が序盤で言っていた「サプライズ」とは結局何だったのだろうか?

トム・クルーズよりも先に飛行機に飛び乗っていたウェズリー

とにかく、Theアクション映画といった内容で終始ハラハラさせてくれるため、体感五分で観終わってしまった。
調べた所、B級映画と椰揄されていたが、全然A級だと思う。キャストもわりと豪華だし。

90分以内で終わるところも素晴らしい。
日本公開が決まった「オッペンハイマー」を観る時間で、「パッセンジャー57」が2回も観られるのだ。なんてお得なんだろう。

万人受けするタイプの映画だと思う。

人選が適当すぎる社長





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