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ウェズリー・スナイプスについて考える①『ハードラック』『ザ・シューター』『7セカンズ』

現在、私の考え事の8割を占めているウェズリー・スナイプス。(後の2割はスタローン) 
あのぱっちりお目々が脳裏に焼き付いて離れない…

この想いを誰かに話したいけど、学校で急にウェズリーの話をし始めたら確実に友達は減るだろう。
どうしたらいいんだ?

ということで、心に秘めたウェズリーへの想いをインターネット上でぶちまけたいと思います。

ウェズリー初心者の私の新鮮な感想を読んで頂けるとありがたいです。

今回は、最近観た3作のちょっとしたあらすじと感想、最後にウェズリー映画に思うことを書いてます。

私はまだ同級生でウェズリー好きな人に会ったことが無いです。なんでだよ!

1.『ハードラック』 

「スナイプスの大運動会」種目名:二人三脚

元ギャングのラッキー(ウェズリー)は、更生を誓ってアフリカ人支援などの活動を行っていたが、ついつい友人の誘いで明らかに怪しいパーティに付いて行ってしまう。ケツデカ美人のサービスを堪能したラッキーは友人の取引に渋々付いて行くが、実はその取引相手は警察とグルであったため友人は銃撃戦の中死亡。ラッキーは金だけ奪い、ストリップダンサーのアンジェラを人質にして逃亡劇を始める…

まんざらでもないウェズリーさん

コメディとウェズリーのマッチ度が100%で面白かった。

だが、この映画のいい所はウェズリーだけではない。
車の中で特大の屁をこくアンジェラ、ゲイのハゲデフAV監督人体実験を繰り返すマジで頭おかしいカップル(?)白人の高校生がオーラルセックスばっかしてることに腹を立てている敏腕刑事など、「ちょっと待て!」と言いたくなるキャラが沢山出てきて楽しめる。

肝心のウェズリーはというと、「はぁ、ツイてないぜ」とボヤきながらも俺最強感を醸し出すという最高の演技を見せてくれる。

映画の知識を使ってアンジェラに良いところを見せたラッキーが、「映画沢山観てるからって偉そうにしないで」と言われるシーンは中々刺さった。是非、観た映画でマウントばっかとる輩に見せてやりたい。

アクションはあまり無いが、話のテンポが良く面白いため、いつの間にか90分経ってた。
私の「スナイプスの大運動会」はこの映画で始まったのだが、いきなりハートを掴まれましたよ。

2.『ザ・シューター』

種目名:隠れんぼ

元CIAスナイパーのジェームズ(ウェズリー)は、元上官の頼みでイギリスに赴き、因縁のあるテロリストを狙うことなる。無事成功したジェームズは相棒とともにずらかろうとするも、もたついたせいで相棒は死亡、ジェームズも傷を負ってしまう。
命からがら逃げ込んだ先で不登校少女のエミリーに出会い、自分を狙う警察とCIAから逃げながらも真実を暴こうとする映画。

逆レオンみたいな感じで面白かった。「友達の友達だから悪い人なはずがない」という男気満天の理由で助けるエミリーと、だんだん打ち解けていくジェームズの関係性が良い。

エミリー役のイライザベネット。不登校って顔してねーよ!確実にカースト上位だろ!

ただ、アクション面での不満は少しある。DVDのジャケット見たら「怒涛の銃撃戦」とか書いてるけど、スナイパーライフルを使うのは最初の暗殺シーンだけだった。 

なんだかんだ言ってこの午後ロー感が堪らなく好きなので、一年に一回見たくなる枠だと思う。(ステイサムのハミングバードやワイルドカード的存在)

3.『7セカンズ』

種目名:借り物競争

元軍人で強盗グループのボスになったタリバー(ウェズリー)は、仲間とともにカジノの売上金を狙う作戦を実行する。しかし、逃走中に他のマフィアに襲われ味方はほぼ全滅。タリバーは偶然拾ったトランクケースを片手に、通り掛ったアンダース軍曹(女性)の車に無理矢理乗り込み、脱出に成功する。そして、復讐を決意したタリバーが暴れるというお話。

この映画は本当に面白かった。アクションもサスペンス要素もしっかりしてた。

疑わしい動きをしてたため裏切り者だと思ってた唯一の生存仲間が、本当にただのアホだったというのは笑えた。

2人の弟が全員タリバーの仲間になって死んでしまい、「弟たちはお前のどこに惚れたんだ」と嘆くマフィアのボスが地味に活躍するのが良かった。

何と言っても、最後の「コマンドー」みたいな装備で敵のアジトに殴り込みをするウェズリーは本当にカッコ良かった。

まじで「ダイハード」と肩を並べるくらい面白かった。
何故、「アクション映画といえば」と調べても出てこないのか不思議でならない。


ウェズリー映画について

この3作を観て思ったことがある。それは「ウェズリー映画はステイサム映画と同じような安定感がある」ということだ。

二人とも、主人公の在り方が百点満点という点が共通している。

「ハードラック」では、ヒロインが逃げ出さないために服を脱がせて隣に寝かせるも、「お前に興味無いから安心しろ」の一言で済ませる。
「セブンセカンズ」では、彼女に裏切られても、「とんでもない女を捕まえちまったぜ。まぁいっか」程度で済ませ、新たな恋を探す

こんくらい適当でありながらちゃっかり関係は持つという完全に駄目な男だが、男ならそんな野郎に憧れるものである。

ヴァン・ダムはすぐ合体するのが良くない

また、ネットではステイサムジョークが流行ってるが、スナイプスジョークもあることを忘れちゃいけない。
カンフーの真似事をする野郎に「ブルースリーの真似事か? 辞めとけ。拳が捻れてるぜ」
女性刑事との電話で今何してるか聞かれたら「君の下着を脱がせて二塁を回っていたところさ」
男ならこんくらいのジョークはすぐ言えるようにしときたい。

さらに、女性に対する態度やジョークだけでなく主人公の在り方として、「そこどいてくれ。え?無理? じゃあ死ね」くらいの感覚で悪い奴をボコすのが一番の良い所だと思う。

このように、ちょいとワルなタフ野郎という演技に私は惹かれたのだ。
思い返せば中学時代、ステイサム映画を見漁って、ステイサムに憧れて彼の真似をしようとしていた時期があった。
今、その熱の方向性がウェズリーとなって再燃しているのだ。


私のブログを読んでいただいている(ツイッターで知り合いの方)は、大体ステイサム好きだと思う。なので、「ステイサムの映画だいたい観ちゃったよ」って人に是非ウェズリーをオススメしたい。

まだまだ観たことないウェズリー映画が沢山有るので、私もこれから楽しみだ。


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