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優美な色彩を楽しむ、マリー・ローランサンのアート

華やかで繊細で柔らかく、うっとりする作品だらけ。

3/3(日)で終わる展示へ駆け込みで行ってきました。

はじめてのアーティゾン美術館。想像以上に素敵な空間でした。

東京駅と京橋駅から近い
入り口のオブジェ
展示会場から見下ろす風景

繊細な色彩と優美な女性像、それがマリー・ローランサン(Marie Laurencin)の作品の特徴。

彼女はフランスのキュビスムやフォーヴィスムの運動に関与していましたが、彼女の作品はそのスタイルから一線を画しています。

女優たち

彼女の絵画は、柔らかな色彩と流動的な線で描かれた女性像が特徴的で、女性のポートレートや、女性同士の親密な関係を描くものが多いです。

二人の少女

作品は夢幻的で、優雅さと情緒的な豊かさが感じられます。

独自の感性と女性美への深い関心が反映された、優雅で夢幻的な世界が美しくて終始うっとり。

花束

静物画も美しい。

当時、女性画家としてやっていくのは大変だったようで、さらに戦争の影響もあり苦しい時期があったものの、どんどん色彩豊かになっていく様をみて、彼女のたくましさを感じて勇気づけられました。

石橋財団コレクションも素晴らしくて感動しっぱなし。

クロード・モネ「黄昏、ヴェネツィア」
パブロ・ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」
モーリス・ド・ヴラマンク「色彩のシンフォニー(花)」
とてもいい空間なのです
何気なくマーク・ロスコがあったり(ピンクの絵画)
アンリ・ファンタン=ラトゥール
「静物(花、果実。ワイングラスとティーカップ)」
どこをまわっても素敵な絵画だらけで終始、胸がグッときた

他にも、モネやゴッホ、セザンヌやマティス、キリコやルノワールなど、お腹いっぱいになるほどの展示で、心の底から行ってよかったと思える、素敵な空間でした。

マリー・ローランサンのポストカード
マティスのピンバッジ

余韻に浸りながらこのブログを書いています。アートは心が潤うなぁ、と幸せを感じています。

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