ジムでバーベルやらダンベルやらでウェイトトレーニングするにあたって、ケガ予防やパフォーマンスアップの観点から買ったほうがいいものを、優先順位と時期ごとにリストアップしてみました。

基本的に使用経験があるもののリンクを貼るので、使用感は信頼してほしいけれど逆に同アイテムの他のものとの比較はしてません。

最優先（最初から買っておきたいもの）

作業靴/足袋靴

一部の24h系のジムを除けば、普通フィットネスジムは室内履きに履き替えて利用することになっています。
そこで、「運動だからランニングシューズを用意しよう」というのがありがちなミステイク。
ウェイトトレーニングのためのシューズに必要なのは

滑りにくく、薄くて硬いソールの靴です。
（要するにランニングシューズの逆）

ウェイトトレーニング用のシューズや、レスリングシューズでもいいのですが、取り急ぎワークマン等のホームセンターで売っている作業靴を買いましょう。

ワークマンなら「建さん作業靴Ⅱ」が680円税込みで購入できます。
ただし、サイズが24.5から28.0までしかなく、しかも若干大きめのサイズ感なので足が小さい人は厳しいかも。

パワーベルト・トレーニングベルト

主にスクワットやデッドリフト等、腰背部に負荷がかかるときに使うものです。

一番無難というか、おそらく最大シェアなのは「ゴールドジムのレザートレーニングベルト」
ジムに行くと必ず１人はこれ使ってますね。
以前いたジムでレンタル品だったので使ってたけど、「無難に良い」って感じです。

現在私が使っているのは、ナイロン製でベルクロタイプのやつ↓

脱着にちょっとコツがいるけど、ナイロン製で持ち運びが楽だし、そう悪くはないかなと思います。

本当はパワーリフティング競技用のやつがほしいけど、Mサイズが欠品してて手に入らない泣。

※2023/2/27追記
2023/2/13に、新宿高島屋のフィットネスショップでMサイズ購入できました。
２週間使ってみて、めちゃくちゃいいです。
まず着脱がすごく楽。素材が硬いので腹圧を高めても伸びる雰囲気もなく、安定している感覚を得られます。
「だれでも使い始めは肋骨を痛める」という話もありますが、少なくとも私は痛めていません。きつく締めてないせいかもしれませんが、そもそもきつく締めるものではないので（詳細は後述）。

ちなみにこのベルトを限界まできつく締める人いるけど、むしろ最近のトレーニング界隈では指一本くらい入る隙間をあけて使うのが主流っぽいですし、私もそうしています。

要するに、このベルト自体で腰部を保護するのではなく、息を吸って腹をふくらませる（＝腹圧を高める）感覚を得やすくするのが目的ということ。

コットン素材のTシャツ

最近のトレーニングウェアは化学繊維のものばかりですが、ウェイトトレーニング、特にスクワット・ベンチプレスをする人はコットン素材のTシャツがおすすめです。

スクワットでバーベルを担ぐのに化学繊維だと滑りやすいし、摩擦に負けてよれてくるような気がします。
ベンチプレスも同様にベンチ台との摩擦が弱くてブリッヂを組みにくくて困ります。

どうせ消耗品なので適当に安いやつで良いと思っていて、私自身は安くて分厚いものを見つけたら買うようにしています。

よくゴールドジムのタンクトップを着てる人もいるけど、マシンしかやらないなら良いんじゃないかなと思ってしまうし、Tシャツで筋肉のラインが見える方が逆にかっこいいと個人的には思っています。

ハイソックス

デッドリフトをやるときに、スネとバーベルが擦れることがあるので保護するために必要。

個人的にはワークマンの５本指ソックスがおすすめだけど、指の間に布があると力が入りにくい人がいるらしいので、指先の形状は好みの問題。

３ヶ月以内にはあった方がいいかも

リストラップ

手首に巻いて、保護する布。
※後述するリストストラップとは別物

ベンチプレスとか、オーバーヘッドプレスとか、ディップスとかのときに使うし、実はスクワットで一番役に立っている説が個人的には有力。

扱う重量が大きくなると、ちょっと握る場所がずれただけで手首をやるリスクがあるし、装着すると安心感があります。

安いのは1,000円以下で買えるし、とりあえずで買う分にはこれでもいいかも。
ただし、数ヶ月でよれてきて保護されてるのかどうかよく分からなくなります。

ベンチプレスで60kgを挙げる頃まで使っていたもの↓

メインセットが60kgを越えたあたりで、いずれパワーリフティング競技に出たいしってことで、大会仕様のやつを購入。
安定感が段違いだったし使っていてよれてくる感じはないので、最初から高いものを買う選択肢も十分あり。

今使っているやつ↓

リストストラップ/パワーグリップ

ベントオーバーローイングとか、デッドリフトのときに鍛えたい部位より先に握力が負けてしまうのを防ぐために、バーを保持しやすくするためのアイテム。

リストストラップとパワーグリップは同じ目的で使えるもので、パワーグリップは何も考えないで使えるメリットがあり、リストストラップの方がガッチリ握れる良さがあります。

最終的には結局リストストラップがあれば良いのでは？となりがち。

ゴールドジムのパワーグリップがベストらしいけど、ほぼ同じものが1/3の値段で買えます。
ゴールドジムのものはベロの中に布が入っていて高強度らしい。

リストストラップは綿製ならそんなに違いがなさそうなので、ゴールドジムのを使っています。
Amazon限定で赤いのが一時期あってそれを使用中。

自分は先にパワーグリップを買ってしまったので両方持っています。
ほとんどの種目ではリストストラップを使っているけど、加重懸垂をするときだけパワーグリップを使っています（でも、リストストラップの方が良いような気がする日もある）。

１年くらいたったら買えば良いんじゃないかな（購入検討中）

以下、まだ私自身も買っていないけど近いうちに買おうと思っているもの。

レスリングシューズ

作業靴で良いと思っていたんだけれど、ワイドデッドリフトをやる際に横方向の力に負けて靴がロールしてしまう感覚があって、もうすこしマシな靴がほしいなと最近は思うようになりました。

ウェイトトレーニング用のシューズでもいいのですが、所謂「スクワットシューズ」は踵が高くなっていて試着したときになんか違和感があって個人的にはいまいち。
※スクワットシューズは足首が硬くてしゃがみにくい人にはおすすめらしい

レスリングシューズはハイカットでかっこいいし、意外と安くて買いやすいのが良いかなと思っています。

ニースリーブ

スクワット時に膝を保護するアイテム。

曰く、反発力でサポートしてくれるとか、圧迫されるので安定されるとか、関節が温まるのでよいとか
そんな感じで膝が痛くなる前には入手したいとは思っています。

エルボースリーブ

ニースリーブと同じように肘で使うもの。

以前スクワットMAX挑戦した際にバランスを崩して左肘を痛めたことがあるけど、それ以外では肘のダメージを感じたことがないので、まだ購入検討中レベル。

ニースリーブもエルボースリーブもどうせ買うなら一番メジャーなsbd製のが良さそうと漠然と思ってます。