教師142日目~教科横断~

スケジュール

9:30~16:00 初任研

今日は初任研の授業研修(校長会)だった。
初任者の研究授業と中堅教員の示範授業があった。
初任者の授業はけっこう難しい内容をやっていて授業の持っていき方的に生徒に内容が伝わっているか微妙だったが、ロイロノート等のICTの活用については参考になる点が多々あったと思う。

示範授業では、教頭も加わって教科横断型授業をやっていて現場に入って忘れていた横の繋がりの大切さを思い出させてもらった。
これを見て終わりにするのではなく、自分の学校に戻ったあとにICTの活用と教科横断型の授業に積極的に取り組んでいきたいと思う。

人間の記憶は知識の結び付きが多いほど呼び起こしやすくなるので、知識を断片的に覚えるのではなく縦の繋がり、横の繋がりをきちんと意識して結び付けて理解させていきたい。

また、最終的にはやはり社会で役に立つ力を付けさせることが重要だと思う。
社会では様々な事情が絡み合って問題が起きているのでそれこそ教科横断的な知識の活用が求められてくる。
そう思うと、教科横断的で答えが1つに定まらないような課題を授業で積極的に取り扱い、生きて働く知識や技能を生徒たちには付けていってもらわないといけないなと感じる。
そのような課題を作ろうと思うと、現在進行形で取り組んでいるがパフォーマンス課題を課し、ルーブリックを用いて評価を行っていかねばならなくなる。
それが本業なのでもちろん一生懸命取り組んでいくことは間違いないが、やはり時間が足りない。

ただ、僕としては教科指導は捨てるべきではないと考えているのでその他の無駄な時間からどんどん削っていき、教師は教科指導に専念できる環境を作り上げていかねばならないと感じている。
今日の研修でも学校紹介で部活動が出てきたが、ボランティア活動を大々的にパンフレットや学校紹介に載せるのはおかしいし、そういう流れが少しずつ変わっていかないと教科横断もICTの活用もパフォーマンス課題とルーブリックも夢のまた夢だなと思う。

何か増やすならその分何か減らす。
それが無理なら人を増やす。
もうこの2択しかないと思う。

僕は部活動等の無駄な業務を減らし、教科指導に全力を注ぐ方向に舵を切る。
あなたはどうする?
僕らに続くか、自分の首を絞め続けるか。
選択権はあなたの中にある。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。