いつの間にか

空っぽの噴水しか見なくなった気がする。

僕が小学校の頃はまだ噴水として機能していたし鯉か金魚かが放されている所もあったが、いつの間にか空になった噴水の方が街に馴染んでしまった。

再稼働とは言わずとも大きな花壇を作るなり再利用の方法はいくらでもあると思うのだが、特に議題に上がることもなく、取り壊される日がくるまで廃墟化したまま残されていくのだろう。

形変われど存在し続ける美しさこそが、繰り返すことの儚さを1番知っているのかもしれない。

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