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高学歴がもたらす恩恵の正体は、友人なのかも知れない

高学歴というと、そのステータスを得る事で様々なメリットを享受できるイメージが有ります。良い仕事やビジネスの話を紹介してもらえるみたいな、いわゆるコネというヤツでしょうか。
でもよく考えるとそれって必ずしも「自分が高学歴だから享受できた」ものではなくて、「高学歴の人が提供してくれた」ものですよね。ということは、本人が高学歴である必要は必ずしもなくて、友人や知人に高学歴な人を集めてくると実現できてしまう。なんだか裏技みたいですが、確かに高学歴の人は周りが必然的に高学歴の人ですよね。

私は高学歴ステータスを持っていませんが、ネット黎明期でパソコン通信やインターネットを用いて「学校」以外のコミュニティに交友関係を広げておりました。良いのか悪いのか、ネットで会う人にはよく大学院生がいましたね。そのおかげもあって紆余曲折あり一緒に仕事をすることとなりまして、このことが現在のキャリアに大きく影響しています。

ちなみにその会社は修士課程修了の人がごろごろいて、一定数が博士課程修了の人、役員が大学の先生という高学歴の大攻勢でした。こんな世界があるものかと感心しきり。仕事は大変でしたが非常にやりやすかったです。というのも理解力が高いというか話を聞くのがうまいというか、いわゆる地頭が良いというヤツなのでしょうけれど、私のつたない説明を物の見事に拾い上げて理解してくれるのです。コミュニケーションにかかるコストが恐ろしく低い。

高学歴の世界観については「低学歴と高学歴の世界の溝」を見ていただくと分かると思います。ちなみに私は大学院がある事は知っていたものの、「大学院しかない大学がある」という事を仕事に誘ってくれた友人に教えてもらうまで知りませんでした……。

さて、学歴コンプレックスとは違うのかも知れませんが、高学歴の人を前にして萎縮したり悲観される方がいらっしゃいます。そのような方にはむしろ色々話ができるチャンスと考え、気持ちを切り替えて気楽に接される事をお勧めします。上記の記事にもありますが、交友関係で自分が決まる部分も有りますので。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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