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帯状疱疹になりました

うまれて初めて「帯状疱疹」になりました。ヘルペスとも呼ばれるこの病気、以前から名前は知っていたけれど、自分がなるとは……。

まずポチっと赤い湿疹ができるんです。そして湿疹の周辺がなんだかチクチク痛いんです。あれ、なんか痛いな、悪い虫にでも刺されたか?

最初は「最近は新幹線の中に蚊がいてくわれる。きっとまた新幹線にダニがいたんだ」なんて、新幹線のせいにしていたのですが、どうも湿疹が帯状に胴体を右から背中に広がっていくことから「これがあの帯状疱疹に違いない」と確信。ちなみに帯状疱疹って水ぼうそうのウィルスです。それが体内に潜伏していて、疲れて免疫力が落ちたりするとむくむくっと出てくるらしい。

人間っていろんな菌と一緒に生きているんですね。

しかし、ちょうど土日が重なって病院にも行けず。そこで土曜日に、屋久島で教わった帯状疱疹のウィルスを撃退するまじないをやってみました。もう二十年も前の話だけれど、屋久島の人は帯状疱疹を「タン」と呼び、呪いで治すと聞いたんですよね。

呪い師さんがいて、そこに行ってやってもらうそうなんですが、今回は娘にやってもらいました。大挟み(裁ちばさみのめっちゃ切れ味のいいの)を用意して、セージを焚いてお清めしたあと、ちょっきん、ちょっきんと、帯状疱疹の帯を切るんです。

もちろん切るまね事です。真剣にやってもらいました。効いたかどうか。

さて今日、お医者さんに行って湿疹を見せたら「あー、帯状疱疹だねえ」「ですよね……」「もうちょっと早く来てほしかったな」(だって日曜日だったんだもん)「これはねえ、治っても痛みがね、神経痛が残るんですよ。もう神経がやられてるから……長い人だと何年も痛みが残ったりするから、とにかく早く薬を飲んだほうがいいんです」

「えーっ? そんなに痛いんですか?」「人によるけれど、痛いですよ。帯状疱疹は」「わたし、そんなに痛くないんですけれど……」「ふーん、そうですか、そりゃあよかった。でも痛み止め出しておきますから」「あの、これから悪化することはあるんですか?」「いや、薬を飲めばまあ大丈夫ですよ。悪くなることはないです」ほっ……。

痛くないってことはないが、まあ、そんなイヤな痛みでもない。もしかしたら、呪いが効いたのか?

わからないけれど、とにかく帯状疱疹になったら、呪いよりも医者です。早く薬をもらいましょう。そして、この薬はけっこう高いです。

そんな不養生な私が言うのもなんですが、5月に箱根温泉で瞑想会を開催します。女子オンリーの瞑想会で、今回はサウンドの瞑想(マントラ)を体験していただきます。温泉とマクロビとファンゴ泥パックという、女力あげあげの瞑想会です。残席わずかですが、もし興味がある人は↓を。

http://runday.exblog.jp/26449191/


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