マラソン大会

子供へのご褒美、劇的な効果を得る方法

こんな話を聞いた事があります。(若干、うろ覚えで、少しニュアンスが違うかもしれませんが、ご容赦ください)

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『水族館のイルカは、なぜあんなにも高く飛べるのでしょうか?

この秘密は、「行動とごほうび」にありるそうです。
ジャンプの練習で、イルカはちゃんと飛べたら、トレーナーからご褒美の魚がもらえます。この訓練を続けていると「言った通りやったらご褒美がもらえる」と思うようになります。

ここまでは当たり前。

しかし、イルカも怠け者もいるので、少しのジャンプでご褒美をもらおうとするイルカが出てくるそうです。

ですが、ここからが大切です。

イルカが "ここ一番" という時に、今まで飛んだこともない5mぐらいの大きなジャンプをしたとします。

そんな時を、トレーナーは見落とさずに、ご褒美をあげます。どれだけだと思いますか? 魚1匹や2匹ではありません。

なんと!! バケツ一杯分だそうです。

バケツ一杯の魚をもらったイルカは大興奮で、「全力で頑張ったら大量の魚がもらえる」という思考回路ができます。

しかも、ものすごい快感とともにそれが記憶されるそうです。』

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すごい手法だと、正直、思いました。

自分が取った行動、その結果の大盤振る舞いのご褒美、それが快感になる!!

これは子供に試す価値有りです。

この情報を知った時、ちょうど息子は幼稚園のマラソン大会に向けて、練習をしていました。(当時6歳、年長)

ほぼ毎日、幼稚園でマラソン練習が行なわれていたのですが、息子から結果を聞くと、どうも芳しくない状況です。

そこで私は息子に提案しました。

「毎日の練習で、2位〜5位になったら大好きなフルーツヨーグルトを作ってあげるよ。」※つかうフルーツは缶詰。

あえて1位のご褒美を言わずに、もったいぶります

「え?本当?? じゃあ1位になったら??」

「あなたの大好きなフルーツ(成果)を一つ、何でも買ってあげよう!!」

「え〜〜〜〜〜!!!すごい。何を選んでもいいの!?」

息子は生果物が大好物です。ケーキよりも、お菓子よりも、果物が大好きなので、見事、私の提案に大喜び。

この提案の次の日、あっけなくというか、簡単に、息子はマラソンの練習で1位をとってきました。

恐るべし、ご褒美と快感です。

マラソン大会までの練習では、息子は1〜2位をいききし、その順位をキープしました。

そして、きたるマラソン大会本番です。

私は「マラソン大会本番で1位になったら、好きな果物を3つ買ってあげるよ」と大盤振る舞いを約束しました。

「え?? 3つも買ってくれるの!???」

息子は、ますますやる気です。

そして気になる結果は、見事ぶっちぎり1位です。

恐るべし、ご褒美効果です。

息子はこれで、「1位になればすごいご褒美がもらえる」という快感を得ました。

ここから我家では、1位をとると大盤振る舞い。

また、テストで100点をとっても大盤振る舞いで、息子のやる気を高めることになりました。

ところで、1位と100点、同じ大盤振る舞いでいいのでしょうか?

私はこれは全く違うものだと思っています。

もちろん1位の方が、100点よりも格段上だと考えています。

そこで、1位はものすごい大盤振る舞い、100点は大盤振る舞い、としています。

数値的に言うと、「1位」は「100点の大盤振る舞い×10倍」ぐらいの差にすることにしました。

ということで、今回の私の学びです。

★学び★==========

1位と100点には大盤振る舞いで、快感を。

もちろん、1位は100点の10倍で大盤振る舞い。

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さて、この大盤振る舞い、大変効果があります。

ですが、この大盤振る舞いだけでいいのでしょうか・・・?という疑問が湧きます。何事も物事を達成するのに、ご褒美だけで引きつけるには難しい局面があります。

ご褒美よりも、もっと子供の心をくすぐるもの、心に響くもの「大義」が必要だと感じています。

この点について、考えたこともあるので、これはまたの機会に😊








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