北海道への犬連れ旅行

フェリーと言えば、愛犬は車に置き去りというのが長らくのルールだったのですが、最近は、犬OKのフェリーが増えてきました。

昨年と今年、北海道に犬連れで行きました。

・2018年6月 新日本海フェリー(新潟ー小樽) ウィズペットルーム
・2019年7月 津軽海峡フェリー(青森ー函館) プライベートドッグルーム

関東からの一番人気の茨城県大洗からのフェリーは、大人気のため犬部屋は予約困難です。したがって、東京から少々遠いところの発着のフェリーとなってしまっています。

新日本海フェリーは、長距離航路ですので、設備は豪華です。ウィズペットルームには、部屋に、シャワー、トイレ、デスク、冷蔵庫までついています。中くらいのビジネスホテル並です。船には大浴場もありました。

船ごとに多少違うようですが、こんな感じの部屋でした。

新日本海フェリーは、たてまえとしては、部屋の中では犬は、備えつけのケージの中に入れておくことになっているようです。うちは、普段使っているタオルを床に敷いて、床に犬用スペースを作りました。

新日本海フェリーは、非常用のヘリ発着スペースが、ドッグランとして開放されていますので、航海中でも犬が遊べるようになっています。しかしながら、うちの犬は、高齢の柴犬なので、甲板の鉄板の上のスペースは、あまり好きでないらしく、トイレもしないしあまり駆けることも無かったです。若い洋犬だったら、新日本海フェリーの甲板ドッグランは、喜ぶかもしれません。犬によると思います。

津軽海峡フェリーのほうは、短距離航路なので、設備は簡素ですが、必要十分です。部屋には、トイレやシャワーは無いですが、洗面台はあります。(共用スペースにシャワーはあります) 部屋には、テレビ(BSのみ)もありました。ベッドは、犬がOKなように防水素材です。病院や接骨院の寝台のような感じのビニールのベッドになっています。布団などは無いです。ドッグランは無かったです。

ドライバーも十分休憩できるし、長距離航路の新日本海フェリーの新潟ー小樽が快適だと感じました。しかし、16時間の航海は、土の上以外でオシッコをしない柴犬にとっては、オシッコを我慢してしまうため、可愛そうで、今後は無理かと思いました。オシッコをシートの上でできる洋犬ならば、まったく問題ないと思いました。

今後は、津軽海峡フェリーを使う予定です。東北自動車道の長距離運転は人間には辛いですが、柴犬は、サービスエリアごとにオシッコできるので、陸を走るほうが、犬には優しいです。

尚、乗船は、新日本海フェリーのほうは、フェリーターミナルから部屋の中まで、犬をリードで歩かせてOKでした。本来、犬は建物内はダメなので、これは特別待遇という感じでした。

一方、津軽海峡フェリーのほうは、車から部屋への移動は、ケージでした。ケージがない場合は、チャックのしまる大型キャリーを貸し出してくれました。車を止めた場所に、大型キャリーを準備しておいてくれて、さらに、エレベーターに近い場所に優先的に車を止めさせてくれます。かなり気配りしてくれます。

両方とも、かなり犬用に気配りしてくれており、快適でした。

尚、乗船にあたって、特に狂犬病の証明書などは要求されず、単に誓約書へのサインだけでした。

津軽海峡フェリーのほうは、布団やシーツがないので、仮眠する場合は毛布を持ち込んだほうがよいと思いました。また、共用スペースにシャワーもあるので、タオルを持っていったほうが良いです。ボディソープ、シャンプー、リンスは備え付けがあります。

なお、最近、昨年から室蘭ー宮古の航路(シルバーフェリー)もオープンし、犬ルームも始まったようです。


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