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気持ちは消せない。

セフレになった私。                
ただ順番を間違えただけなの。
世間ではそれをセフレと言う。
いつか貴方が告白してくれるのを待ってる。
何度も愛し合ったもの。
だって同じ気持ちでしょう?
そう考えていたのは私だけだった。

部屋に遊びに行った時に、
彼の部屋で見つけたのは女物の化粧品と使い終わったゴム。頭が真っ白になって震えた。

友達に問い詰めた。

貴方に彼女ができた。

貴方は私に知らせない。

何事もないかのように、接してくる。
私は知ってるんだよ。見たんだもん。
もう誘わないで。
連絡しないで。
優しくしないで。

気持ち悪い。

それでも貴方はいつもと変わらない笑顔なの。
ずるいよ。おかしいよ。
なんであんなに愛し合ったのに?
同時進行してたんだね。
そして私は選ばれなかった。
素直に受け止めて、会うことをやめよう。
自分で決めたはずなのに、

それでも貴方は連絡をしてくる。
女は好きな男には弱いの。
会いたい。彼は私を抱き、私も答える。
どうして言葉では表現できないのに、
体で表現はできるの?

そしてまた勝手に自分で傷ついて、
何度貴方を失えばいいのだろうと嘆く。

ただのセフレなんだからやめなよ。
彼女いるからやめなよ。

誰になに言われても、貴方と私の関係は分からないよ。
また勝手に思い込んでるだけかもね。

私は貴方が好き。

自分が自分の味方にならないと。
気持ちが枯れるまで貴方を好きでいよう。

ただ彼女ができただけじゃないか。

今度は私が貴方を使ってやる。
気付いた頃には遅いんだから。




なーんてね、

結局、どうしようもないくらい
貴方が大好きなんです。



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