見出し画像

投資企業的なのでは?Serumのほんとの役割

こんにちは。
仮想通貨にどっぷりな
るー(@rapelucy1003)です。

前回の記事でSerumの概要について
お話ししました。

今回は、その続編として
【Serum】の重要さと題して
解説していきます。

此方の記事も長くなってるので
結論先に出しておきます。

Project Serumは、ベンチャー投資を行って
莫大な利益を得ようとする
プロダクトです。

さあ、、、
意味不明だと思うので、さっさと本題行きましょう!

*結論のみでも理解できるように
なっているので、そこだけ知りたい方は
【さくっとまとめ】まで飛んでください^^

オンチェーンの限界

前回の記事の最後で
オンチェーンの限界について記述しました。
(ブロックチェーン上での取引)

軽くまとめれば…

①流動性の低さ
②すべてをオンチェーンで行うことでの
スケーラビリティ問題が発生。

スケーラビリティ問題
↠処理速度の低下/ガス代の高騰を意味する
と、考えればおうけい^^

では、この問題に対して
Serumはどのように対処して
いまのオーダーブックを持つDEXへと
進化していったのか。

今回の記事はここに
焦点を当てたいと思います。

Serumはメインプールである

これ私のセリフじゃなくて公式です。

SerumはDEXとして機能するだけでなく
Serumとその上のプールの
すべての資産を保持するメインプール
なんです。

前提知識としてのプールの仕組み

ここ結構大事なので
私の解釈でなく、自分で読みたいという方は
以下のリンクから飛べるので
ぜひ読んでみてくださいね^^

一言でプールを説明するなら

スマートコントラクトによって
ロックされている
資産を保管する場所。

そして、その場所があることによって
管理者がいなくとも、金融取引を行えるんです。

イメージとしてわかりやすいのは
銀行の儲け方ですかね。

画像1

銀行は、預金されたお金を使って
投資(企業に融資/株を買う等)して
儲けているんですね。

これと同じ仕組みが、プールでも
起こっているんです。

Serumのエコシステムをロックされた資金を
プールに預けておいて、そこから
将来性のあるプロダクトに投資していく。

要するに…
水が入ったプールではなく
お金が入ったプールが、大事。

呟いた内容の方がわかりやすい(笑)

プールの活用法

画像2

では、実際にSerumのプールは
どのように使われているのか?

・AMM:ユーザーがプールと直接取引することができる
 ↠プールに資産を投入し、他の人の資産を引き取る。

・ステーキング:プールの流動性を高める
 ↠プールに資産があるからこそ
その資産を分割して、私らへ還元される。
(高利回りなプロダクト探すでしょ?)

・助成金としての役割
 →銀行と同じようにプールされた資金で
  投資を行っている。

・レンディング
 →資産を保管する場所(プール)を作り、
 ユーザーが直接借りたり貸したりできる

んで、結局なんやの?

スクリーンショット 2021-05-05 185450

はい。
私のメモ出しときますね。(笑)

こっちのがわかりやすいかも。
そしてここでも、結局なにが言いたいかと
言いますと

お金のプールがあることによって
管理者がいなくとも、金融取引を行える

ということです。
このこと理由をつらつらと書いてきました。

これを踏まえたうえで
Serumの課題について解説していきます。

流動性の低さは、
多数のプロダクトから集めればいい。

オンチェーンでは、流動性が低いことが
挙げられます。

じゃあ、どうすれば流動性を高めることが
できるのか?

簡単ですよね。
流動性があるところから引っ張ってこればいい。

要は、お金が集まるところから
お金を集めればいい。

Serumの機能であるSwapやDEXで
足りないのであれば、他のプロダクトから
流動性を集めればいいんです。

Serumの資金の集め方(流動性の集め方)は
・Serum DEX
・Serum Swap はもちろん。

これに加えて
・RaydiumProtocol
・bonfida
・Oxygen_protocol
・mangomarkets など

Serumが融資したプロダクトから
流動性を集めているんです。

要約すると、、、

Raydiumは、Serumと同じプールを
利用している。そして、Raydiumで流動性を高め
Serumに集めることに貢献する

と、言ってるんですよね。

まとめましょう。

Serumは、プールを介して
すべてが連携するエコシステムを
構築することで

すべての川が海に流れ込むように、
すべてのプロダクトの流動性

Serumのメインプールに集まってくるんです。

こうすることで
流動性の低さという課題をクリアしましたね。

スケーラビリティ問題は、Solanaで解決

こちらはもっとシンプル。

スケーラビリティ問題に対しては
Solana上のエコシステムであれば
解決しますよね。

だって、Solanaの売りは
安くてうまい()

じゃなくて
低コストでありスピード感があること。

さくっとまとめ

今回の記事の焦点は
オンチェーンの限界をどうように
乗り越えたのか ということ。

その回答として

①Serum自身が、メインプールとなることで
流動性を高めること
②Solanaと手を組むことで
既存の課題を、そもそもクリアしてしまうこと

シンプルな回答ですよね。(笑)

そして本記事タイトルにもなっている
Serum=投資企業という疑問にも
納得がいくと思いますが…

Serumは、新しいエコシステムに対して
助成金を出しています。

つまり、ベンチャー企業への投資のようなもの。
当たれば大きな利益をもたらす
その結果、流動性が高まり
お互いが持ちつもたれずの関係性である。

ということです。

結局はSerumが管理者

では、最後に私なりの
考えを述べて終わりましょう。

私思ったんですよね。

Solanaのエコシステムの全部とは
言わないけど、大半はSerumのサポートが
あって成り立ってる。

要するに、
Serumを上にしたツリー構造じゃないか?と。

それって結局Serumが
メインプールの使用禁止とか出したら
Solanaのエコシステム死んじゃうのでは??

ある意味、分散的ではあるけれど
すごく中央集権でもあるように思える…

というのが私の考えです。
さてさて。。。

長くなりました。

Serumについての議論というか
知識はもっともっと調べたいものです(笑)

また新しく理解したことあれば
書いていくんで、これからも
よろしくお願いいたします(*´ω`)




 
 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?