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韓国でのアルバイト、びっくり大賞2023

アンニョンハセヨ!

10月から韓国・ソウルでアルバイトをスタートして早2ヶ月。
海外でのアルバイトは初めてでしたが、なんとかお賃金もらって生活できています。

大学生時代、フリーランス1年目の頃と、日本でもたくさんアルバイトをしてきた私ですが、やはり海外のバイトは日本と違うことだらけでした。事前情報で知っていたこともあれば、そんなの知らなかった!みたいなことも…

そこで今回は韓国のアルバイトで衝撃だったことを、ランキング形式でご紹介しようと思います。

オソオセヨ〜♪♪

どんなバイト先で働いてるの?

私が働いているバイト先は、日本食レストランです。
立地は都心のビジネス街。
東京でいう新橋とかにあたるのでしょうか。
そのため、客層の8割ほどはお昼休憩のサラリーマンです。

日本人である私はホール担当で、食材準備、食事提供、お会計、雑務等々を行います。

厨房には韓国人マネージャー1人、ネパール人アルバイト2人。

なぜかネパールカレーも提供しているお店で(けっこう美味しい)、みんなで韓国語をしゃべりながら働きます。
ネパール人たちは日本食レストランで働くうちに日本語を覚えちゃうみたいで、友達!とか7番です!(卓番号)とか、簡単な単語をすらすらしゃべれちゃう。

韓国アルバイトのびっくり5選

ここからは私の体験した韓国アルバイトのびっくり集を紹介していきます。

5位:お客さんスプーンめっちゃ使う

韓国人は、箸も使うけどもっと使うのがスプーンです。自分がお客さんとして韓国のお店に来るだけではわからなかったのですが、意外とスプーンの使用率が高い。

チゲやグッ(汁物)が豊富な韓国では、汁をすくう道具としてスプーンをよく使います。汁物の具はスプーンのほうが食べやすいと感じる人が多いようです。日本人だと、ラーメンにれんげを使ったり、お椀を持ってすすっちゃったりと、意外とスプーンを使う場ってないですよね。

なので韓国人によっては「日本人って箸の使い方が器用だな」と思うらしいです。

え!!!同じアジア人じゃん!!!と思っちゃいました。笑

4位:お会計は99.9%カード

有名な話ではありますが、韓国のお会計はクレジットカードが主流です。大人であれば、ご老人であってもカードを使います。ただ、服屋さんや八百屋さんの割引商品だと現金のみ!というお店も多いため、現金は持っておくに越したことはありません。

日本でバイトしたことある韓国人が「日本のバイト、初日でレジを任されて、お金の読み方がわからなくて本当に必死だった」という話をしていました。

一方韓国は、数字の読み方がわからなくてもカードをスッと渡されるので差し込んで終わりです。

レシートもいらない人が多いので、いると言われた場合だけ渡します。

現金でお会計をしたお客さんは、2ヶ月働いたうちなんと、1人だけでした。
現金に全く慣れていないので、お客さんに多くお釣りを渡して「これ、私が得してますけど大丈夫です?」と言われゆっくりお金を数えてお渡ししました。笑

海外でバイトしてると慌てふためくことが多いので、混んでるときじゃなくて本当によかったです…

3位:お給料が即振り込まれる

バイト先にもよりますが、私の職場のお給料は24日締めの翌日払いです。

鬼早。
辞めやすいやん。(そこ?)

私の新卒の職場が月末締めの翌月20日払いだったことを考えると、お金が早くほしい人にとっては最高に親切なシステムです。

ただ、うちのバイト先はすごく緩いところがあって、25日の振込なのに日付が変わる直前に振り込まれたり、振込日が土日の場合の支払い規定が曖昧だったりと、ちょっとドキドキです。

この前バイト先の日本人と27日(日)に飲みに行こうとしたのに、26日(土)の夜になっても振込がなく、開催が危ぶまれました。

口座にお金がない


私の全財産も日本円で5000円くらいでした
社長に聞いたら急遽振り込まれて歓喜する日本人たち

この通り、懐事情がカッツカツのワーホリ生にとって、振込日は死活問題です。

2位:辛みが豊富

日本で食事に足せる辛みといったら、日本食で一味や七味唐辛子、ワサビ、洋食でタバスコ程度でしょうか。

韓国は付け足せる辛みのバリエーションが豊富な上、辛いのが好きな国民性もあり多くの人が辛みを追加します。
「すみません、○○ください」と言われれば、厨房から持ってきて小皿に入れて提供します。

▼うちのバイト先で出してる辛み一覧

  • 唐辛子粉

  • 青唐辛子(青唐辛子をミキサーにかけて潰したものを提供。爽やかな辛さで私も大好きです。)

  • わさび(わりと知ってる人が多い)

これが青唐辛子(チョンヤンコチュ)のすり潰し!

ラーメンに入れる人が圧倒的に多いです。
みなさん、とにかく辛いのがお好み。

ちなみに、うちのバイト先ではおかずとして出しているたくあんが超美味しいです。基本、韓国のたくあんは日本のたくあんと同じような味付けですが、うちの店では唐辛子粉とごま油を混ぜて提供しています。

韓国でもあまりない味付けのようですが、たくあんのおかわりがものすごく多いです。ピリ辛でごま油の風味が香る、バイト生も大好きなお味。私もまかないでたくさんいただいています!

1位:お客さんの前でスマホ触ってOK

私のバイト先では、忙しい時間を除いて少し手が空いたら、例え同じ空間にお客さんがいてもスマホを触ってOKです。

日本だったらちょっとあり得ないですよね…
入店当初は慣れなくて絶対スマホを触れませんでしたが、今となっては暇さえあればスマホをいじっています。笑

おまけに、洗い終わった箸やスプーンを拭くときはお客さん用の椅子に座りながらでOKです。腰に優しい。

韓国は、コンビニの店員さんもお会計以外は椅子に座ったりスマホをいじったりしています。
最近は、大型ショッピングセンターのレジの人もみんな座ってレジしていました。

サービス業って、ほとんど立ち仕事だから足腰に負担がかかりがち…
日本のハキハキした接客は素晴らしいのだから、立ったり座ったりくらいもっと気楽にできたらいいのに、と思います。

いいこともあれば、悪いこともある海外バイト

ここには韓国バイトのいいことをメインに書きましたが、かえってこれらのラフさが日本人にとったら居心地が悪く感じることもあります。そのたびに「私はどう足掻いても日本人なんだ」「これが俗にいう文化なのか」と開き直ることで、海外を体で経験しています。

海外バイトのいいところは日本もどんどん見習っていけたらいいし、逆に日本の優れた部分はどんどん海外に発信していけたらいいな、と思います。

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