ありふれた言葉
軽くスカスカな優しい言葉。
スマホを開けば上辺だけの優しい言葉が溢れている。
本心と口から出る言葉が違うと、敏感な私は違和感を感じる。
本心じゃない「大丈夫?」
私も本心じゃない言葉で返す。
「心配してくれてありがとう。」
人間ってややこしい生き物だね。
私は人の本心を引き出す仕事をしている。
友達でも家族でもない私だから心を見透かされても怒らない。
人は大人になるほど弱くなる。
1枚、また1枚と鎧で身を固めて傷付かないように自分を守る。
心を傷つけられる痛さを知ってしまったから、
本心をさらけ出す恥ずかしさを知ったから、
もうこれ以上つらい思いをしたくないから。
人は自分の本心を隠している。
弱くて、卑怯な自分が心の奥にいることはわかっている、
それを隠して、強い女を演じ、優しい女を演じている。
偽善者。
鎧で身を固め、本心を隠している大人には、
ありふれた優しい言葉は響かない。
心に届く言葉は本心から出た言葉だけ。
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