「広告コピーってこう書くんだ!読本」谷山雅計−まとめてみました。その1。
コピーライティングのオススメの本を調べていたらこの本を見つけるようになりました。
凄い内容だったので、皆さんに紹介したい。
筆者は「谷山雅計」さん。
恐縮ながら名前を見ただけでは誰か分からなかったので、どんな経歴をもっている方なのか調べてみました。
おお、凄い。
みんな知ってるキャッチコピーだ!
これだけ有名なキャッチコピーを考えた人の本であれば、参考になること間違いないだろう。
<本の構成>
序章
第1章「生きたコピーの書き方」
第2章「もっと伝えるために。」
第3章「コピーを超えるコピー。」
第4章「広告的『アタマの良さ』。」
今日は序章から書きます。
次回は続きを書きますね。
序章のお話は大きく分けて2つでした。
1,「発想法ではなく、発想体質を。」
→発想法とは、陸上選手が100m走のときにスタートラインにしゃがみ込んで、クラウチングポーズをとったときに「どうやったら速く走れるのか、どいいタイムがだせるだろうか」と考えるようなことだそうです。
なのでしっかりとタイムをあげようと思うなら、普段のトレーニングが大事だ。これと同じように、いいコピーは発想法を知れば誰でも簡単に作れるものではなくて、ふだんから発想ができるような体質にしておく必要がある。
その体質を作るための<31の秘宝>をこの本で教えてあげよう。ふっふっふ。
簡単にまとめると↑のように言っているわけです。
2,「なんかいいよね」禁止。
→タイトル見た瞬間にほんとそうだなと思いました。
「なんかいいよね」で思考を片付けてしまおうとすると「受け手」で終わるといいました。一方で、例えば映画だとしても「作り手」の監督は、映画の一つ一つのシーンを「なんか良さそう」といいながら作ることは絶対にありません。「ここをこう撮ったら、こうカッコよくなる」と緻密に計算をしているはずです。なので僕らが良いコピーを見たときに「なんか良い!」で終わらせずに「なぜ良いのか。こうだからじゃないか。」というの考え続けてこそ自分も<作り手側>に立つことが出来ます。
自分が「作り手」=「創造する人」になるための訓練ということですね。
なのでこれからは「なんか良いよね」を禁止してみようと思います。
恐らくこの「なんか良いよねNG訓練」をしばらく続ければ、僕も作り手側の立場になって、世の中に何かを発信し生み出していける人になれるのではないかと期待しています。
本のまとめは今日はここまで!
*自分の気づき
何かを創造して生み出していくときに一番難しいことは、自分の感覚的なイメージを<実体>として形に残すこと。そのイメージを実体として形に残すためには最終的には必ず必要になるのが<言語化>。ここをこうして、あそこをもうちょっとこうして、と。だから「なんか良い」をやめて、その差を言語化できるように訓練することによって、いつか自分のイメージを形にしたいときに凄く有利になるし、生産者になれるのだなあ。世の中の発展に貢献した人も、当時の時代の流れを読みながら感じた感覚をそれぞれの分野で形として残した結果が世の中に評価され一般化していった。
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