マルチ商法であった悲しい体験⑥
同い年のTちゃんの家に、手土産を持って子供とお邪魔しました。
Tちゃん宅に着くと、もう先輩も来ていました。
「先輩の妹」と「Tちゃん」は学生の頃からの友人なので、先輩もTちゃんとは仲が良いのです。
(後に、リーダーL⇒Tちゃん⇒先輩妹⇒先輩 へと、マルチが伝わったと知ります。)
私が着くと、先輩とTちゃんは料理を始めました。
キッチンではなく、ダイニングテーブルで料理を始めたので、とある鍋が目に入ります(゚д゚)!
「これって…アムウェイの鍋ですか?」
実家にあるのと同じだったので気付きました。(実家の母も昔購入していました。)
Tちゃん「え、知らなかったの?」
先輩「あれ、もう気付いてるかと思ってたw」
キッチンに目をやると、見覚えのある浄水器も…=_=
この日、何の料理を食べたか覚えていません。
アムウェイのことは詳しく知らなかったのですが、『やばくない?大丈夫?』と内心ドキドキ。
ここで引き返せば良かったのですが、
先輩が私を騙すはずがない
プロテインが気になる
子供も楽しそうだし、登録すればまた呼んでもらえるかも
と思って登録にふみきります>.<
孤独に子育てしていた私にとって、子供が楽しそうにワイワイしているのが嬉しくて、私も気分転換になりなんだかんだ楽しかったのです。
帰り際、材料費を請求されたのが少しビックリしました。
『……あ、そりゃタダじゃないよな。今までママ友と家でご飯を食べる機会なんてなかったから、タダと思ってしまった自分が恥ずかしい(T_T)私はなんてバカなんだ……』とその時は思いました(^o^;)
この日は「登録に必要な冊子」を先輩は持っていないというので、「また持ってくる」と言われ別れました。
そう……
このときはまだ登録してないのです;-)
逃げる機会は何度もありました。
なぜ先輩はさっさと私を登録させなかったのか……
良心が痛んだのか……
いいえ、違います。
このとき先輩は自分でアムウェイのことを説明するスキルがなかったからですw
Tちゃん宅での“初クック”の翌々日あたりに、リーダーLの家に行くことになりました。
(アムウェイでは料理会のことをクックと呼びます)
次回とうとう登録してしまいます。
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