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私の中で、緑のオレンジ=ベトナム となった日常ルーティン

ベトナム > ホーチミン > 日常の回想

当たり前のようにオレンジを買い、
当たり前のように絞って飲む。

この緑色のオレンジ、ベトナム語でCam sànhと言う。
買う場所によるが、私はいつも4個で100円ちょっとで買っていた。

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一見酸っぱそうに見えるが、甘みのあるオレンジ

当時、インスタグラムに載せたところ
日本の友達から「酸っぱいの?」「それはライムの大きいやつ?」
「切ったらオレンジ色⁉」という反応があり、新鮮に感じたものだった。
それほど、その頃には当たり前の存在になっていた。

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分厚い緑の皮の中には、鮮やかなオレンジ色の果肉がある。

ベトナムに引っ越してきたばかりの頃、ジュースの屋台にあったオレンジの山を見て、アボカドに見えた私は覚えたてのベトナム語で
「このアボカドジュースください!」と注文したのだった。

当時は「オレンジジュースでいいんだね?」と確認するおばさんのベトナム語さえ分からず、黙ってうなずき、ジュースを受け取った。
当たり前だけど、口をつけると、オレンジジュースでとても驚いた思い出がある。

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半分に切り、絞る

ベトナムにはそこら中に生絞りジュースの屋台がある。
真夏の気候の中、ヘトヘトになった体を
柑橘系の爽やかさ+氷の冷たさ+シロップの甘さが生き返らせる。

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熟れているものだと簡単に絞ることができる

しかし、日常的に摂取するには糖分が気になる。
そこで、オレンジのまま買ってきて100%オレンジジュースを作ることにした。ありがたいことに、このオレンジサイズの絞り器はどこにでも売っている。(一家に一台的な?笑)

こうして、毎朝珈琲を飲むことに加え
オレンジジュース(完全100%)が日常のルーティンとなった。

新しいことを生活に取り入れ
新しいルーティンになり
徐々に日常になる。
そんな当たり前の日常生活を 緑のオレンジから思い出した。

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