・はじめに

2021年も1か月が過ぎ、皆様いかがでしょうか?
コロナも落ち着かず、なるようにしかならない部分もあるかと思います。

医療業界にいると、患者さんありきな部分もあり、売り上げのコントロールができないと思います。
コントロールできる部分とコントロールできない部分。

コントロールできる部分はもちろん、自分たちでできることだけになると思います。当たり前な話ですが・・・・・。
こういった場合、他業種やライバル店などどのように動いているかがすごく大事になります。逆に、他業種・ライバル店のいい所はぱくるのが、改善を楽にする一歩なのかもしれません。
ただ、パクるだけでは、店舗の特徴がなくなってしまいます。
あくまでいいものをぱくる、もしくは自店舗使用にアレンジするというのがいいこつなのかなと自分は思っています。

たまたま面白い記事を見つけたのでシャアしていきたいなと思います。

・【2021年度版】これから伸びる8つの業界と沈む業界

たまたま、ネットサーフィンをしていたら、見つけた記事になります。
自分を含めて、皆さんが興味あるのが「医療業界」ではないでしょうか?
文章を下記に記載しておきますね。

 医療業界

医療業界は、ヘルスケアや新型コロナウイルス関連の事業を中心に2021年も伸びると見られています。

 ヘルスケア

ヘルスケアは、GAFAも積極的に投資を行っている2021年も引き続き成長が期待される分野です。
まず、Googleは2020年8月に保険事業への参入を発表。子会社のVerilyがスイス・リーと協業で、新たな子会社「Coefficient」を立ち上げました。また、Fitbitの買収も記憶に新しいでしょう。
Appleは、iPhoneやApple Watchといったデバイスを基盤にヘルスケア事業に取り組んでいます。
Amazonは、2020年11月にオンラインで処方薬の販売を行なう「Amazon薬局」のサービスをスタートしました。
そして、Facebookは2019年10月に予防医療サービス「Preventive Health」を開始。
また、AIベンチャーによるヘルスケア領域におけるAIの実装も加熱しています。GAFAを始めとしたさまざまな企業が力を入れているヘルスケアの分野は、2020年代のトレンドの兆しを見せていると言えるでしょう。

 新型コロナウイルスのワクチン関連

新型コロナウイルスのワクチンに関連する分野は、軒並み株価が上昇しており、世界的に関心が高まっています。
アメリカのファイザーを始めとした企業が開発を続けている新型コロナウイルスのワクチン。「治験で90%を超える確率で感染を防いだ」といった暫定的な結果も出始めています。

それにより、ワクチンを輸送するための冷却技術を持つツインバード工業、冷蔵機器のフクシマガリレイ、医療流通のメディパル、ワクチン用の容器の販売を行なう不二硝子などの企業の株価が上昇しました。

・記事を読んで

いかがでしたでしょうか?
読んでいただいた方は、なんとなく考えていただいたと思いますが、他業種が医療分野を狙って流入してくるのがわかると思います。
また、この文章でお分かりの通り、国内調剤薬局・ドラックストアの話は全くなく、薬局で関連するものは、「Amazon薬局」になっています。

また、上記の通り、銀行系企業も、介護に参入など、もはや、他業種が医療業界に入ってくるのは当たり前の時代になりました。
他業種が入ってくる医療業界のディメリットとして、数値管理があります。

企業は、数値管理が医療業界に比べて、より厳格です。
アイデアも、従来の医療業界では常識と考えられていたこと以外のことも湧き出てくると思います。民間企業は様々なアイデアがあり、医療業界の相乗効果は出るとは思いますが、一方で、対応できない医療機関は、倒産もしくはM&Aのリスクが上がることが想定されます。

・追加情報(ボーナス情報?)

実は、先日大手調剤薬局の方とお会いして、面白い内容があったのでシェアします。
最近、急に、薬局のM&A案件が増えているようです。譲渡案件ですが、大手もかなり購入に渋っているようです。

理由としては、M&Aは薬局の施設だけを購入するのではなく、スタッフすべてを購入します。しかしながら、売られるということは理由があります。算定率の悪さ・処方箋枚数・後継者不在など様々な要因があります。
一時、店舗拡大で、大手がこぞって購入していましたが、最近はかなり数値や状況を見てからM&Aをしているようです。

自分もM&Aされた経験がありますが、ある時から急に環境をかえざるをえなくなります。結果としてドロップアウトがふえ、大手の方が代わりに補充で入る。軋轢が増える。みたいな悪循環な流れでした。

現在、大手が購入を渋っている背景は、この労力があまりに大きいからになります。経営者も、やばいとわかれば会社を売りたいと考えるでしょうか、譲渡先がなければ倒産を考えなければなりません。経営者が負債を追うことになりますからね。

どちらにしても、悪い状況になる前に、会社を改善したほうが圧倒的に従業員の雇用を維持するうえでも重要かと思います。

売上げを上げるには、算定率や処方箋枚数を上げたりして売り上げを上げたり、店舗を増やすしか方法はありません。

今後ますます、競争が激化すると思われますので、対策をするのは必然と言えます。

・最後に

コロナが、パラダイムシフトの起爆剤となっていることは皆様ご承知の通りだと思いますが、在宅勤務の向上・変化できない企業の倒産・失業率の上昇・IT関連の変化・オンライン診療&服薬指導など様々なことを自分を含めて皆様も感じていると思います。

当たり前が当たり前でなくなる時代はもう来ています。
薬剤師・薬局・ドラッグストアなど、医療機関が、本当に、その職種や施設でしかできなものを今一度見直す必要があると思います。

薬剤師の業務も、本当にスペシャリストとして、免許がなければできない業務というのは実は少ないのかなと思います。
薬剤師の一つのだいご味は、服薬指導です。
そこのスキルは、最後まで残るのではないでしょうか?
代替えできる業務は、薬剤師として必須ではないと思います。

考え方は色々あると思いますが、今一度考えなおすいい機会ではないでしょうか?

またご不明点等ございましたら、仕事依頼の件からコンタクトをお願いします。メールアドレスもこちらに記載しています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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