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否定する前に「ホントに本気で試したか?」

こんにちは、らるです。
今日は物事を否定するときのスタンス
について、考えさせられる話が
あったので、紹介します。

最近、エスパーの方についての本を読みました。

その中に、こんな言葉が紹介されています。

UFOを見たことがあるとか宇宙人に会ったことがあるとかって話をすると、みんな困ったなあって顔するんだよ。それは信じられませんってはっきり言う奴もいるよ。だけどさ、じゃあ聞くけど、おまえら本当に、UFOを見たいと思って夜空を見続けたことがあるのかよ? 俺は見ているよ。毎晩何時間も見ていた時期があるよ。否定する奴に限って夜空を真剣に見てないんだよ。それで、あるわけないですよって笑うんだよな。だけどさ、本気にならなきゃ何も見えねえぜ。

森 達也. 職業欄はエスパー (角川文庫) . 角川書店. Kindle 版.

この言葉は、1970~80年代に超能力者として
日本のマスメディアに取り上げられた
清田益章氏の言葉です。

彼は「エスパー清田」と
も呼ばれ、スプーン曲げや念写などを
披露していました。

「UFOを見たことがある」とか
「宇宙人に会ったことがある」と言うと、
多くの人は信じがたいと感じるでしょう。

私もそうです。

ただ、夜空を本気で見たことのない人ほど、
そういった話を簡単に否定しがちだ

…というのが、今回のお話です。

この言葉には、少しハッとさせられました。

実際、私自身も超能力が存在するとは
信じてはいませんが、

存在しないと言い切れるほど、
私は何かを知っているのか?

…という問いが沸いてきたわけです。


直感と反するから
今まで持っている知識と反するから
…と言って、絶対に無いと
言い切ってもいいのか?

この話は、超能力に限らず、
日常生活で遭遇する様々な疑問や
問題にも当てはまるでしょう。

私たちはしばしば、自分の直感や先入観に
基づいて物事を判断しがちですが、
それが常に正しいとは限りません。

したがって、未知のものを否定する前に、
少なくとも真剣にそれに向き合う努力を
することが重要だと私は思います。

その過程で、
新たな発見や理解が生まれるかもしれませんし、
自分の考えに誤りがあったと気づくことも
あるでしょう。


超能力やUFOの存在を
信じるかどうかは個々人の自由ですし
私も特に信じる予定もありません。

ただ、強く否定もしないつもりです。

自分の持つ前提を絶対視せず
未知に対して懐を深く持つ
ことは
私たち自身の世界を
より豊かにする一歩になるのでは
ないでしょうか?

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