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採用担当が、学生から聞くと嬉しいな、と思うこと

こんにちは、らるです。

就活も本番に差し掛かってきたということで
少し、採用担当としての思い出話を
したいと思います。

とある学生が、最終面接に合格し
内定を出した時のお話です。

その学生は、もともと優秀なうえに
うちの会社のイベントに
積極的に参加してきていて
仕事の内容もよくわかったうえで
受験してくれていたので
面接での評価も高く、合格が出ました。

内定を出したあと
改めて話を聞いてみると、
こんな話が出てきたんです。

「実は、最初は、らるさんの説明会での話を聞いて
 御社を受けようと思ったんです。」

私は、様々なところで説明会をしていますが
その中で、ある大学に行って
講義室を借りて説明会をやった
ことがあります。

ただ、人の集まりはあまりよくなく
結構な移動時間をかけて行ったのですが
説明会に集まった人数は1桁…

「これは…ちょっと寂しいなぁ…」と
思ったのが印象に残っています。

ただ、少人数ながらも
集まってくれた子たちは
熱心な子が多く
その中の一人が
この時に内定を出した子
でした。

そして、その子にとって一番印象に残って
会社に興味を持つきっかけになった話は
私の就活の体験談でした

私は、全く就活がうまくいかず
地元から通える小さいところばかりを受けて
それでもなお、ほぼ面接にすら進めない

という状況でした。

そんな中で、たまたま、今の会社を先輩に
紹介して
もらい、調べていくと
企業理念が私に刺さったので
理念への共感を訴え続けて受かった…

という話です。

私にとっては若干恥ずかしい話では
あったのですが

そんな私の話を聞いて
興味を持ち、会社のことを好きになってくれた
というのが受験の動機になったのだそうです。


今回の話で思うのは

・相手の立場に立った話の方が響くこと
(今回で言えば、就活に不安を抱えた方に
実際に、私の包み隠さない体験を話したこと)

・心のこもった話をすること
(その時感じたことを、訴えかけたこと)

というのは、やはり、人には響くんだな…と
いうことです。

そして、相手に響くと
自分にとっても嬉しい

ということも再確認できました。

こういう、心の通う仕事というのを
今後も続けていきたいな…と
思いました。

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