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「興味があるのは自分の出世や昇給じゃなくて…」

こんにちは、らるです。

最近、仕事が人事全般になった影響で
若い社員の方と話す機会が
グッと多くなりました。

やはり「出世」とか「肩書」みたいなものには
興味がない…
という人が多い印象です。

その多くは
「大変そうだから」
「今の収入でも生活できるから」
という少し後ろ向きな理由から…なのですが

一方で、少し変わったことを
言う方もいました。

個人的には「いいな!」と思ったので
お話していきます。


「将来的にはどうなりたいとかって、何か考えてる?
 もっと立場上げて、高い給料欲しいとか
 思ったりしない?」

そんな質問を、投げかけた時

「いや、別に立場とか給料には興味ないっす」
と、返ってきました。

「(いつもの、モチベがないパターンかなぁ…)」
と、思っていたのですが、その方の場合は違いました。

「自分が、意味があると思えて
 会社の未来、後輩に対しても貢献できるような
 仕事をやれるなら、自分の待遇は気にしません

その方は、若くして非常に多くの仕事を任され
手が回りきるかギリギリのバランスで
やられている方でした。

「自分のためだけに…っていうなら
 正直、頑張れないですね」

そこまで頑張れるモチベーションの源泉は
要は「他者」だった
わけです。

私は素直に尊敬の念をおぼえました。


基本的に、人は、自分のことばかりに
目が向きがちです。

若い人ほど、特にその傾向は強いでしょう。

ですが、大変な中でも
他者のことを想い、そのために動ける
というのは素晴らしいことです。

また、きっとそれは
幸せに近づく考え方でもあるでしょう。

アドラー心理学でも
「これに向かっているなら間違いない」という
『導きの星』として『他者貢献』を挙げています。

私自身は、疲れてくると、つい
自分のことばかりに目が向いてしまいます。

この方のように「他者貢献」を軸にして
動く自分に、改めてなっていこうと思いました。

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