maki.

感じたことを、感じたままに。

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感じたことを、感じたままに。

最近の記事

3月8日の景色。

チャコールグレーの鯉が、 口をぱくぱくしている。 その上を、 鮮やかなオレンジと コバルトブルーを纏ったカワセミが すーっと飛んでいく。 揺蕩う冷たい水面が 視界の全体を覆い込み離してくれない。 「鯉って人に寄って来るんだって。」 そしてまた、意識が鯉に移る。

    • うさぎさん。

      「うさぎさん作って帰ろうね。」 飲食店で紙おしぼりを使った後、母はいつもそう言った。 使用した紙おしぼりを元どおり袋にしまい、切り目を結んでうさぎの形にするのだ。 子供の頃の私は理由は分からず、ただ単純に”うさぎさん”が出来上がることが嬉しくて、母の言う通りにしていた。 先日友人とカフェに行った際、突如称賛の言葉を貰い、今でもその行動が癖付いていたことに気付く。 と同時に、いつでも心配りを忘れなかった母に対し改めて尊敬の念を抱き、素晴らしい教育をしてくれていたことに

      • 灰色。

        白に近づくことも、 黒に近づくことも、 出来るけど。 真っ白にはなれないし、 真っ黒にもなれない。 そう気が付いた時、 居場所がないように感じたとしても、 そこに居場所を作れば良い。

        • 気付き。

          「全て満ち足りている」 そう気付いた瞬間、毎日が幸せだと感じられるようになった。 いつ終わりが来るか分からない限りある人生。 可能な限り幸せの水準を低く保ち、 一日でも多く、幸せだと思える日を過ごしたい。

        3月8日の景色。

          原点。

          原点に戻ると、シンプルで。 削ぎ落としていくと、本当に大切なものが見えてくる。 原点回帰と衰退は紙一重。 だが、全てを知り尽くした上で、一周回って原点に戻る。 これは一種の発展なのではないだろうか。 「無駄」の多い、この世の中。 ただ一つの幹のみ信じ、貫き通していきたいものだ。

          原点。

          明日の自分へ。

          何かを達成すると同時に、大きな穴が空く。 これまではその穴を無理に埋めようと必死にもがいていた。 けど何故だろう。 今は空いた穴を俯瞰して見ている。 幸せの水準が下がったのだろうか。 無気力になってしまったのだろうか。 どちらにせよ、「今幸せか」と尋ねられたら答えは「イエス」だ。 「人からどう見られたいのか」ではなく、 「素直に自分がどうしたいのか」を基準に出来ているような気もする。 明日の自分はこの文章を見てどう思うかは分からないが。 「“その時”が来れば

          明日の自分へ。

          私の宝物。

          目の前にある本当に大切なものに気付いた時、手遅れになってしまわないように。 外へ外へではなく、内側を見つめ直す。 記憶を辿れば一目瞭然。 そっと、宝箱へしまっておこう。

          私の宝物。

          2時15分の時計。

          何も出来なくて良い。 歩けなくても、話せなくても。それで良い。 ただそこに居て、私に優しく微笑みかけてくれてさえいれば、それだけで十分。 だからもう、悲しい顔とはさようなら。

          2時15分の時計。

          贈り物。

          「何か一つ大切なモノを失った時、より大切なモノを三つ得られる。」 そう信じて生きていきたい。

          贈り物。

          終わりと始まり。

          全てが終わり、全てが始まる。 それが、一生なのか、一年なのか。 将又、一ヶ月なのか、一日なのか。 感覚は人それぞれだろう。 けれど、単位が小さくあればある程、 時間を大切に、丁寧に生きていける気がする。

          終わりと始まり。

          曖昧。

          掴みどころのないものを見ると、掴んでみたくなる。 けど、掴んでしまうのはなんだか嫌だ。 指の隙間からすり抜けるたんぽほのわたげのように。 哀しげな顔で微笑みながら諦める。 また目の前に飛んでくる、”その時”を心待ちにして。

          曖昧。

          ぐるぐるぐる。

          刺激的でワクワクするモノを求めて、求めて、求めて 手に入ると、突然全部手放したくなる。 にも関わらず、手放せなかったモノがあれば それを大事に、大事に、取っておく。 ずっとそれの繰り返し。

          ぐるぐるぐる。

          人付き合い。

          こっちが閉まると、あっちが開いて あっちが閉まると、そっちが開く。 使い過ぎて上手く閉まらなくなった タッパーみたいな気分。

          人付き合い。

          葛藤と共存。

          交り得ないものが交わった時、科学では証明することのできない反応により、 想像をはるかに超える程の絢爛たる作品が生まれる。 葛藤と共存により創り上げられた芸術作品だといえるだろう。

          葛藤と共存。

          希望の穴。

          ぽっかり、穴が空いた。 時に虚しく感じることもあるけれど、 この穴から新しい可能性が見えてくるはずだと信じてる。 さあ、次は何で埋めようか。

          希望の穴。

          リセット。

          毎日リセットする。 仕事が終わった後は、 今日のうちに洗い物を終わらし、お風呂に入り、 軽く掃除をして、ベットに入る。 今日のことは今日のうちに。 それだけで、 一日一日を大切に出来る気がする。

          リセット。