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光モノ番外編:「耳からの伝言」

タイトルがハイブロウすぎて内容がさっぱりわからない今日この頃です。
まあ、光でお目覚めDIY系の記事ではあるのですが、いきなり脱線番外編。

本来、耳は光を感じる機能はついていない器官のハズ。
その耳に光を当てて光刺激を与えることで、セロトニンがでてきて、お目覚めすっきり、鬱対策にもなっちゃう!

なんて記事が流れてきまして、

こんな商品の広告がついてきました。

イヤホンの音が出る代わりに光が出るようなかんじ。

これがうん万円ねぇ。。このぐらいなら、簡単につくれそうw
(また始まったw)

ってことで、れっつDIYしてしまうわけですよw

あ、有料記事にしていますがほとんど無料で読めますのでどーぞー☆

―――

100円ショップでイヤホン購入

モノはなんでもよいのですけれど、

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せっかく光モノなのでブリリアントなタイプをゲット。

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これを分解して、中にLEDを仕込もう。という計画です。

が、このイヤホン、てっきりネジ込みかなにかかと思っていたら、しっかり一体成型されていて、割らないと分解できそうにありません。力任せに割ってもいいけれど、その後元の形にできる自信が無い・・・><

と、ゆーわけで、3Dプリンタさん登場です。

モデリング

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こんなのをデザインしてみました。

※半透明の部分には砲弾型のLEDが入ります。

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丸いところはこういう風に中空になっています。

左の穴にLEDが付いて、手前側から配線がでてくる(イヤホンで言えばコード)の予定。

とりあえずこんな形のをみりみりプリントしつつ、LED側のテストをします。

LEDテスト

LEDはせっかくなので超高輝度LEDを使用します。

↑こんなんですね。

直径が5mmのタイプが多く売っていますが、3mmのを選びましょう。

これは3mmなのに8400mcd(ミリカンデラ)とあるのできっとめちゃくちゃ明るいやつです☆

これを二つ、(左右の耳用)

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こんな風に接続してみます。

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LEDは足の長いほうがプラス。
(+記号は棒が二本、足したら長いと覚えましょー)

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スペシャル(手書き)回路図

LEDを並列に2つ、抵抗Rにぶら下げてつなぎます。(回路図とブレッドボードだと抵抗の位置が逆になってますが、どっちでもいいです(いいかげんw)

今回、電池はモバイルバッテリーを利用して、USBから供給します。

抵抗値の計算(してない)

抵抗は常識的な値なら何でもよいのですが、今回は手元にあって一番手ごろだった18Ωのものを使います。

この常識的ってのがなかなかわからないものですがw ふつうはもうちょっと抵抗値の高いものをつかいます。抵抗値が高いと、それだけ回路全体で使う電流値(アンペア)が減るので、消費電力が少なくなって燃費が良くなるのです。

が、今回はあえて抵抗値を下げて流れる電流値を上げています。

なぜかとゆーと

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君のせい。

そう、電源に使おうとしているUSBのモバイルバッテリー君のせいなのです(この製品が悪いわけじゃないですよw)

たいていのモバイルバッテリーは、つなげた機器が電気をつかっているかどうかを見張っていて、使われていなかったら自動的に電源が切れる仕組みになっています。(切れない高級品もありますがけっこうお高いです)

この電源を切るかどうかを判断する閾値が0.06Aぐらいと言われています。(メーカーによって違うらしい)

↑詳しくはここ参照。

というわけで、(ほんとうは80Ωぐらいのがほしかったのだけれど手元になかったので)18Ωという妙に低い抵抗値の抵抗をつかっているわけですね。
※直列につないで抵抗値ふやしてもよかったかなとおもうけれど、見た目がダサくなりそうだからいいやこれでw

電源投入!

接続が間違っていないか確認して、電源を入れてみます(モバイルバッテリーにつっこみます)

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ぴっかーー!!! めっちゃまぶしい!!><

USBの電流計も0.092Aと出ています。約100mAかー、結構食うなあ。でもまあ、0.06A以上なので、これならモバイルバッテリーの電源が切れちゃうこともないはずです。

組付け

瞬間接着剤とグルーガン(ホットボンド)さん登場。

瞬着は、「セメダイン 瞬間接着剤 3000 多用途」というやつがおすすめです。

これは3Dプリンタの樹脂をくっつけるのに良いとお墨付きつき!(それにしても、瞬着ってなんでくっつけたいものより指先にばっかりつくんでしょうね!(不器用))

グルーガンはこれまたダ〇ソーで買った200円のやつ。

グルースティックは別売りで100円するので、燃料代が半分するってのもどうかと思いますがw、300円そこそこ使えるのが買えちゃうってのはめちゃお安いですねー☆

(でもやっぱり不器用なのでこれちょっと苦手><)

装備を準備したら接着作業に入ります。

瞬着を一滴たらしたLEDにお帽子をかぶせます。

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これはこの部分になる予定です。

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3Dプリンタで刷ったボールの半分にあてがって・・・(下に台座(ラフト)付きなのは転がっちゃうのを防止用です。あとでカットします)

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良い具合にLEDの足をひんまげて……

※赤いチューブは熱収縮チューブです、片側だけでいいのでこうやって絶縁させておきます。

LEDの根本の所に瞬着を垂らして、あとは時間との勝負!(なので写真無しw)

グルーガンでぐにょーーーんって隙間を埋めて、反対側のボールの半分をかぶせて……

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こんな具合に左右を作ってできあがり!☆

あ、イヤホンのケーブルのY字になっている根本のところに例の抵抗を入れるのを忘れずに。

※熱収縮チューブの同じ太さのが品切れしてしまって左右で色かわっちゃった(´・ω・`)

USB端子は、これまた100円ショップで購入した

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これをちょんぎって使います。

せっかくピンクでそろえたのにケーブルは黒かった><

丸い黒いところはシールになっていて、はがすとネジが出てきます。そこを回せば分解OK。

でも板バネが解放される時にらせんパワーが飛び出してくるので注意><

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写真撮ろうとしたらこんなふうになったw
( ゚Д゚)

電源ON!

ではでは、めでたく出来上がったので、USBをモバイルバッテリーに突っ込んで電源ON!

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ぴかあああああーーー!!

まっぶし!!!><

けっきょく使わなかった100円ショップで買ったイヤホンからシリコンのイヤーピースをひん剥いて、こちらに移植します。

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うん、なかなかいいかんじ!☆

さっそく試してみます

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例の参考にした商品の説明だと、毎朝9分の使用ですっきりお目覚め&鬱解消とあります。夜使って眠れなくなっちゃったらどうしよう?w

まあ、寝ないからいいか(それがダメw)

とりあえずテストってことで、めちゃくちゃまぶしいのを耳に入れてみます。

(もにゅ)

ぜんぜんまぶしくありません(あたりまえw)

でも、なんていうか、プラシーボ効果かしらないけれど、ちょっと元気がでてくる気がしてきますw
(たぶん完成して嬉しい気分w)

あと、なんだか、だんだん耳があったかくなってきましたw
(そりゃ約100mA流してるんだしねww)

もしかしたら、温熱効果でリラックスとかあるのかも?

あー、ぽかぽかしてきた!(∩´∀`)∩☆

これはいいですね! あったかいし!w

というわけで、

LED(100円ぐらい?)x 2
抵抗(まあ20円ぐらい?)x1
イヤーピース以外使わなかったイヤホン(100円)
そのほかいろいろ(プライスレス)

で、手間を考えない原価厨計算だと300円もあれば、約3万円で売ってるアレを作れちゃいます!!

効果があるかどうかはまだよくわからないけど、これからしばらくお目覚めの時に使ってみようと思います。わくわく☆
※少なくとも、耳を温める機能は十分ありそうw

ここんところずっと雨続きで日光に当たれなくて実際イライラしはじめていたので、効果期待しちゃっています☆

LEDの光が太陽光と同じかというとそんなこともなさそうなのだけれど、まあ、そーゆー細かいことが気になる方は冒頭に紹介したまともな商品をかってあげてくださいねw
あと、効果には個人差がありますし(気のせいも)身体につかうものなのであくまで使用は自己責任でおねがいしますm(__)m


以下、有料部分にはオマケでモデリングした3Dデータを入れておきます。

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