今年3月、私が14歳からずっと大大大大大好きなユニットの楽しみにしてたライブ2デイズが、メンバーの不祥事ってか…でなくなった。20代～30代初め頃までは仕事が激烈に忙しくて、ライブに行ける時間と心の余裕がなかったけど、ここ数年は一人でも必ずライブに行っていて。今回なんて2日間行く気満々ですごーーーく楽しみにしていたのが、数日前になくなった！わけで。落ち込まないはずもなく、そのニュースが出て、ライブ延期になった日は仕事休もうと思ったくらい。

でもまだ甘かった、マジでつらいのはその後のマスコミの取り上げ方を目の当たりにすること。そもそもアンダーグラウンドな世界に生息しているアーティストだったんだけど、色々マルチに求められるままに活動してたもんだから（ただたんに超絶仕事のできる人だったんだろう、何を求められてるか、どうアウトプットするかが分かってただけ）マスコミ・世間からの吊るし上げられ方がえげつないのなんの…。

ファンとして私も相当心を痛めたわけで。いろんなことで日本にいたらしんどいなって思うことはこれまでもあったけど、芸術（音楽含む）や文化に関する日本人の評価の低さってか理解のしなさにゲンナリしすぎて、本気で日本で生きてくことに希望を見いだせなくなる始末（きっかけが今回の件でここまで感じるってのがまた自分らしい…）。

そんな時に、ある夢を見た。20代半ばから30代半ばまで一緒に暮らしていた元彼氏の夢なんだけど。10年も一緒に暮らして、お互いの両親も会わせててまぁ事実婚みたいなものだったんだけど、色々あってお別れしたの。んで、別れた後は夢に出てきたこともなければ、ヨリ戻したいなんつってどちらかが連絡とったりもなく、お互い元気でいてほしいな〜みたいな関係とわたしは感じていたんだけど。いきなり今夢に見るとは～ってビックリしたよ。

その夢の内容ってのが、
2人で暮らしてた２DKの寝室にしてたとっても日当たりのいい畳の部屋に彼と私で居るんだけど、彼が「ちょっと眠くなったから昼寝するわー」ってタオルケットにくるまって寝ようとしてて、私も「うん、昼寝日和だもんね～昼寝しな～」と答えて、ふとその部屋を見渡すと、新品のルンバが置いてあって私は彼の寝顔を見ながら「ルンバ買ったんだ～いいじゃん～」ってニコニコしながら思う夢。で、寝顔ってか寝姿を見ながら平和な気持ちになって、でもこれってヨリを戻してまた一緒にやってこうって気持ちにはなってないっていう。だけど、慈悲っていうか思いやり的な気持ちで胸いっぱい〜。

なんかさ、昼寝っていう最高に気持ちいい状態と新品のルンバが彼の今の状況とかこれからのことを示してるなって感じて、目が覚めてからもいい夢だったなってしみじみ思ったわー。彼はすごい努力家だし、とにかく仕事が大好きで、使命感を持って自分の仕事をしているから、とにかく幸せに豊かになって欲しいって今でも願って止まないからさ。まぁ昼寝とルンバが幸せとか豊かさの象徴ってのが、また自分らしくて笑ったけど。

何で今この夢を見たんだろ～って考えてみたら、もちろん元彼は私が始めに書いた某ユニットが大好きだったことを知ってて、しかも彼はメディアの中の人だから、きっとこの件で「ああ～きっと落ち込んでるだろうな」と思って心配してくれてたのかな～って。

この夢を見て、なんかお互いゆるしあえてるし、何より私がこの彼のことで自分で自分をずーっと責めてたけど、自分で自分を本当にゆるせたんだなってことに気が付いた。こんなことってあるんだな～～～。とてもいい体験だった（体験ってか夢だけどね）。