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掲載部分

私には数年前から推している俳優がいる。
その俳優が、出川さんのバラエティ番組にゲスト出演した。スイカのヘルメットを被り、バイクに乗って、地元住民とふれあいながら旅をする番組だ。彼は、子供たちにスポーツを通じてフランクな優しさや気配り、リーダーシップを見せた。また、警戒気味の住民男性の心の結び目を、いつの間にかスルッと解いていった。
媚びも構えもせず、人見知りと言いつつ自然に人の懐にもぐり込む人柄は、見ていて気持ちが良い。

私は、役を演じていない彼を、お茶の間よりも少しだけ深く知っているつもりでいる。元気で陽気なパブリックイメージ。バラエティでは瞬時に場を読んで盛り上げる。そこがクローズアップされるし、私もそれを期待して楽しんでいる。今回は、それだけではなくもっと普段の彼らしい自然な、裏表がなく温かい姿や、落ち着いて周りを見ているクレバーな姿が収められていた。

ロケでたくさんの場所を回っていたが、駆け足の編集にならず、地元の方々と心を通わせる過程が丁寧に紡がれている。

裏表がなく、人の気持ちを敏感に察して、求められている役割を瞬時に汲み取る彼は、ホームである役者としての現場で、愛され大切にされている。バラエティ班に同行していたドラマプロデューサーからも、現場での信頼と愛情が日々伝わってくる。

一方、バラエティでは切り取り方によって誤解を生むことがある。
数年前、バラエティでの彼のプライベートの話が、誤解を受けそうな編集であり心配になった。案の定、ネット記事でさらに歪んで切り抜かれ、炎上したのを見て胸が痛んだ。

また、過去に別のバラエティ番組での無礼な行動に彼らしくない違和感を感じ、見ていて心がざわついた。ひょんなことから後日真相がわかってファンは謎が解けた。いわゆるヤラセだが、視聴者は誤解したままだ。

推しができる以前は、バラエティを見ている時に、画面に写ったことをそのまま真実だと捉えていた。
だが、推しが出ていると、その人の普段の人柄を見ているがゆえに違和感を感じることがある。他の芸能人の場合は、知らずに鵜呑みにしていることもたくさんあるのではないか。
極端に言えば、一瞬の面白おかしさを優先することで、人の人生を狂わせてしまう可能性もゼロではない。

バラエティはドキュメンタリーでは無いと言われればそれまでだ。でも私は今回のように、身近な人たちに見せている人柄をまっすぐに丁寧に見せてもらえるものが好きだ。推しに限らずそういうものが見たいと思う。

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以上

充電旅が嬉しすぎて、見た勢いで熱く語って送っていました。掲載ありがとうございました。

追記　この後、放送されたヤギと大悟も最高でした

テレ東さんのバラエティ、あまり馴染みがなかったヤギと大悟も、ゲストの方の素材を活かしてユルッと撮るスタイルが、とっても好きでした
クセになりそう

ブラックポストマン考察

他、過去のnoteいろいろ

↑こちらは、たくさん書いたnoteの中でも、想いを込めてこってり書いた幾つかのnoteです。

普段は、田中圭さんの活動の記録を残すためにnoteを書いているので、あまりnoteの文章にレビュー以上の、私的な感情は乗せていません。

どちらかと言うと、日記やエッセイのように自分の感情や主張を後に残しておくのは苦手なタイプ。（後で読み返すと恥ずかしくなるので）

このマガジンに収めたのは、そんな私が感情を乗せた、恥ずかしながら書きました...なnote。