学校の夢

未練とか怒りだったり被害者意識だったり
プライドだったり、
いろんな感情がくっついているからか
学生の頃の夢をたまに見る。
自分の中に眠ってた膿んだエネルギーが
せり上がってきて露わになるみたいな。

小学校から高校までの自分が混ざっていた
夢だった。
校舎は小学校だったけど、
自分と教師は高校時代みたいな。

まだ覚えているのは、
高校教師たちと対立して、
「こいつらに俺の頭の良さをわからせてやる、
お前らみたいな公務員(両親と同じ、安定とか肩書きに依存してる人に見えていた)に負けるわけねえ」
みたいな気持ちを持っていた。
同時に、
型にハマったような生き方とか努力(教師たちが好む生き方)が全くできない、
社会不適合者的な自分を弱く頼りなくも感じてて、
見下されたりジャッジされたりする恐怖もあった。劣等感。

それで、
「普段から真面目に宿題とか授業でルールに従って要領よく生きることはできないから定期テストは赤点ばかりとって白い目で見られて恥や劣等感を感じざるを得ないけど、
模試だけは1番取って全員わからせてやる」
って思っていた。
教師は、「自分を点数とか偏差値で上から目線でジャッジしてくることしかしない、
冷たい大人」
に見えていた。
教室では
「本当は怖がっているけれど、
才能をかさにきて努力しなくても勝てるって
余裕ぶっている自分」
で、
教室の外に出ると、
本来なら階段だった場所に岩肌の壁があって、岩の突起に手をかけてロッククライミングしていた。
ロッククライミングなんかやったことはないけど、
「あいつらにわからせてやる、
俺はやりゃあできんだってことを」
みたいな強烈な意地を張って、
必死に歯を食い縛って、
全身に力を込めて指を岩の突起にかけていた。
絶対にやる、登れることを絶対に証明するんだ、みたいな感じだった。
SASUKEの1stステージの最後にある
「そり立つ壁」の壁の頂点の崖っぷちに手をかけて登っている瞬間みたいな。

朝起きたらこの印象が残っていたけど、
学生の頃の自分って無意識ではこれだったんだって客観的に見れた感じだった。

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