私が崇拝するUNISON SQUARE GARDEN(以下、ユニゾン)のライブDVDが発売された。
フラゲ日だけどもう観ちゃったので、感想とか書いちゃいますよ。
まず、タイトルについて。なぜ「Normal」なのか？それは、ロックバンドがライブをやるのが普通だからである。某ウイルスの影響で、ライブ一つやるのにも色々考えなくてはならないし、参加する側も後ろめたい気持ちはある。でも、ロックバンドがライブをやらなくなったら、それはそれで問題なのである。心が死ぬ。だから、気にしなきゃいけないことは最大限に気を配って、あとは楽しくやればいいのだと思う。Zepp Yokohamaには、違うバンドのライブでだが足を運んだことがある。みなとみらいの側にあるライブハウスで、オフィス街にある。ライブハウスにしては珍しいですよね。中はめっちゃ綺麗だし、海の近くのライブハウスってやっぱりあがるよなぁ…
私は、このライブにはいけなかった。確かチケット外れちゃったのかな。運よく追加公演には行けた。あとは、GWでのフェスでも観た。余裕があったらそのことについても触れていこうと思う。(無理だった)

スタンスとしては、セットリスト順にその曲に対する思いや感想を簡単に記していく。

・Phantom Joke
元々、この曲のツアーができなかったから、このツアーをやったんだっけな。うろ覚えです。まずはタイトルがかっこいい。サビで「冗談じゃねぇ」は割とこっちのセリフなんだよな。

・オリオンをなぞる
この曲に関してはもはや言及するまでもない。シュガーソングが流行ろうが、これがユニゾンの代表曲でいいと思うんだよな。

・meet the world time
こういうツアーじゃないとできないんだろうなぁ。2枚目のアルバムの曲ですよ。初期特有のスリーピースならではのパンクっぽい感じが好きです(伝われ)

・アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)
この曲があるからこそ、6枚目のアルバムの味があるのかなって思ってます。PVのバスに乗ったら3人がいるっていう描写すっごい好きです。あとは、アルバム序盤の曲なのに、シャンデリア・ワルツ感があるのもポイント高い。

・メッセンジャーフロム全世界
これもなんだかんだレア曲。皮肉さと謙虚さを織り交ぜた、ロックバンドっぽいナンバー。

・コーヒーカップシンドローム
2枚目のアルバムの序盤2曲をここで再現されて喜ぶのは相当なもの好きだろうなぁ。最後のベースの歪み、多分田淵の中で拘ってる音作りなんだろうな。

・BUSTER DICE MISERY
曲名思い出しづらいけど、隠れた名曲。「どこを隠してどこを晒すのか」6枚目のアルバムの帯にも書いてあるもんね。

・instant EGOIST
23:25の答え合わせ。ライブであんなに高らかに笑ったり、警戒にステップ踏んだりするやつ、世界であの人だけだよね。

・10% roll, 10% romance
シュガーソングに出た後のシングルだから影が薄いなんて言わせない。サビの最後のキメ、ユニゾンっぽさ全開だよなぁ…

・RUNNERS HIGH REPRISE
10%のあとにこれ持ってくるのほんとにわかってらっしゃる。the pillowsとの対バンはまたやってほしいな。ピロウズのシューゲイザースピーカーもかっこいいからみんな買おうな。

・キライ=キライ
サビまで長いなぁ…って思ってたらキライって4回も言われるやつ。

・ぼくたちのしっぱい
アコースティック調の1曲。Patrick Vegeeは聴き足りてないから、飽きるまで聴いてやるよ。

・流星のスコール
PVの宏介がかっこよすぎるんだよな…4枚目のアルバムがキラキラしてるのはこの曲のおかげだと思ってます。

・ドラムソロ
信じられないかもしれないけど、彼らのライブ音源では、「ドラムソロ」って曲名になるんですよ。ツアーごとに毎回違うセッションするの、マジで最高だし、このバンドのライブに行く価値を高めてくれている。

・パンデミックサドンデス
本当は狂いたいのに狂いきれない苦悩ってあるじゃないですか。この曲がそれを具現化してくれてる。

・スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
ここから2曲はようつべにもあがってるから絶対観たほうがいい。

・君の瞳に恋してない
この曲の間奏で笑顔になるなって方が無理だと思ってます。MODE MOOD MODEのラストを飾るにふさわしいナンバー。

・桜のあと(all quartets lead to the?)
一番好きなシングル。ユニゾンにハマるきっかけになって曲でもある。音源とライブで全然違うけど、どっちもいいよね。Aメロで上手まで行って、Bメロでダッシュで戻ってくる田淵がMODE MOOD MODEくらいから伝統になってるよね。

・mouth to mouse(sent you)
多分、出すタイミングが違えば、この曲が春が来て僕らになってたんじゃないかな。「さよならが聞きたいんじゃなくて　また会えると言ってほしい」って、この時代に一番刺さる歌詞かもしれない。私事になるけどこの4月から異動になって、それなりに親しくしてた人ともお別れをすることになった。でも、きっとまた会えるって思えるようになりました。
[ENCORE]
・さわれない歌
「みんなには早く帰ってほしいから」って枕詞、ユニゾンにしか使えないって…
これ、リニアブルーのカップリングだって言われないと気付かない。DAにも収録されてるからね。
ロックバンドと物好きにとって、大事な曲であり続けられますように。

結構書いてしまったけど、ロックバンドには並々ならぬ感情があるから仕方ない。このバンドは、思えばずっとツアーをやってきたし、この時代でもやり続けるのだろう。
Spring Spring Springは外れちゃったけど、CIDER ROADは当たったから、全力で楽しんできます！