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ヘッダー6種&近況など

皆さま、ご無沙汰しております。闇夜のカラスです。
まずは(?)新作のヘッダー6種、追加します。

シスターフッド、同性カップル、ふれあいなど
羽根ペン①
羽根ペン②
煙と炎のペン。ファイヤー!
タバコにいさん
木とウサギ。“甘くないガーリー”を目指している…


■近況
最近、なかなかnoteにアクセスできていません。
日々いろんなことが起こってますが、大きめのトピックスはと言いますと

①息子のこと
この4月から中3になる息子は地元公立中学校の支援級に通っていましたが、去年の2月ごろにトラブルがあり、不登校気味でした。
その頃、卒業後の進路を考えるため見学に行っていた学校のなかに、中等部フリースクールも併設している施設があり、本人がそこに行きたいと言い出して、通うことになりました。
通学が週三回に減ったので、本人はかなり楽そう&電車に乗れて楽しそう(彼は鉄道オタクです)なんですけど、中学卒業後は別の学校に変わったほうが良さそうだな……という印象を、親としては持っています。
そのフリースクールは主に定型発達のお子さんが通う学校なんですよね。普通の学校にはなじめなかったけど、勉強はしたい、進学したいという子向けというか。
なので、発達障害の子を指導するノウハウがあまりないんです。(入学を決める前の見学の段階では、そういう子も大丈夫です対応できます!と言ってたんですけどね……まあよくあるんだけどさ、そういうこと)
とりあえず今年度は通わせるつもりでいます。並行して学校見学も再開します。


②仕事のこと
私は現在、幼児教育の会社でアルバイトをしています。
仕事内容は、私立小学校受験対策のプリントの採点とか、テスト結果書類を確認&送付(数が膨大なので大変なんだこれが)幼児教室で使う教材を製作するなど。
しかし思うところあって、職場を変わることにしました。
次は知的障碍者の方が通所するデイケア施設の食堂です。調理師免許は持ってないので補助業務ですが。ついに食堂のおばちゃんデビューですよ!
転職に先立って就活しているとですね。つくづく思うのは、もっと他人様の役に立つような資格を取っておけばよかったなあ!ということ。
なんせ大阪芸大→ゲーム会社で、物心ついた頃からひたすらお絵描きしかしてこなかったので、会社辞めた時に今後に役立ちそうな資格が手元に無いっていうね。
社会に出ていく若者に言っておきたい。
どんな職を選ぶにせよ、定年まで同じ会社に勤めるなんてことは今時ほぼ無理なんだから。特に女性の場合は出産&育児でキャリアが中断する可能性が高いから。(そのあたりの意識は徐々に変わりつつあるが、出産と授乳は女でないとできないのも事実)第二のキャリアを考えて再就職に役立ちそうな資格は取っておきなさい、と。
資格って通信講座のものも含めると、今はめっちゃ数があるけど「昔からある」「定番の」「専門の学校でしっかり学ぶ必要がある」資格がやっぱり良いですよ。
“何歳になっても学びなおしはできる”っていうけどさ。確かに嘘ではない、が、実際は社会人になってからの学びなおしは時間的にも金銭的にも、いちばんは気力体力的に難しいって感じる。
(メディアでは60代、70代の学者もよく目にするけど。あの年齢になっても学びを重ねて意識をアップデートするって相当の才能というか…資質がないと難しいよなと今では思う。もっというと知識を取得し続けるには訓練も必要で、ベースになる知識があるのとないのとでは、吸収する量やスピード、理解の解像度に大きな差が出てくるんだよね……おっと話がズレた)
なので若いうちに。なるべく学生のうちに取っておきんさい。それも「現場で役に立つ、歳をとった人も多く活躍してる仕事関係がいいよ!そういう仕事のほうが、AIにとって代わられる可能性も低いよ!」と。
まったくの新分野への転職なので、しばらくは余裕がないと思います。フォロワーの皆様、ムラサキ様すみません。


③世界のこと
日々、差別したり差別されたり、政治の機能不全や虐殺で無残に殺されたりする膨大な人々の、膨大な情報が流れてきますね。
で、逆に、日本のテレビではあまり流れないニュースもある。ガザとパレスチナのこととか。日本では、世界では、いま何が起こっているのかとか。
LGBTQ、フェミニズムバックラッシュ、統一教会、在日外国人への差別、UNRWA、社会福祉、BRICS、自民党……
つい五年ほど前までそれらのことを、自分がほぼまったく知らなかったし(今でも、知っていると言うのはおこがましい程度の知識しかない)興味もなかったことがむしろ不思議で。
どっかの異世界じゃない。自分が生きてるこの世界で起きている出来事なのに。
その、私の心の在りようというか、生活範囲から少し外側の物事に対しての“無関心さ(あえて見えないふりをし続ける)鈍感さ”とでもいうべきものが……改めて21世紀に生きる日本人の中年女性としての私は、なぜ、そうで在ったんだろう?と不思議に思うんですよ。
例えると。周りを見ないままずーっと歩き続けて、足元が険しくなっていることにふと気づき、顔をあげると、道の先を大きな山が塞いていてびっくりする…みたいな。いろんな場所を通って、それなりに時間をかけてここまで来たはずなのに、景色もほとんど覚えていない、いまいる場所がどこなのかも良く分からない、みたいな。
中年の年代は社会の中核です。その年代の人間が政治的な話題に忌避感があるのが普通、あるいは政治的な事柄に無知なことが普通っていうのは、考えてみると相当おかしいというか、世の中を形成する大人として無責任なんじゃないのか……
さっきの資格のことにも被りますが、己の無知さ、ウン10年生きてきたにも関わらず知識がないという事実に呆然とします。
自分が今までいかに恵まれ守られた狭い環境にいたかということと、何かに集中すると周りが見えなくなる無器用な人間だとようやく気がついたんですね。やれやれ。

人生の残り時間を意識します。
この世に存在する知識の99,9%を私は知ることなく終わるという事実。
いやこの世どころか、近所の図書館にある本の99%を私は読むことなく、表紙に手を触れることもなく終わるという事実。
世界の99,9%の場所に訪れることもなく、そこに暮らす人と話すこともなく終わるという事実。
──そう考えると、せっかく日本という……まあまあ平和で、今のところは言論が保証されていて、そこそこ書物も出版されている国に生まれたんだから、もっといろんな現実世界を知るために本を読み、映像を観ようと思いました。
そして得た知識(と、できれば体験)を、この先の世界の未来へと生かす方法を探したいと思いました。
今までずっとフィクションが好きで、フィクションを創る仕事をしてきたので。これからはなるべくノンフィクションを、ドキュメンタリーを、実際の世界の姿に近いものを。たったいま現場で生きている人間の声を聞きたい、生き様を見たいと思いました。時間が限られてくるので、読む小説は厳選することになりそうです。

現在のカラスはそんな感じです。




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