「ああ、そうだ。別れるときって死ぬほどつらいんだった…」

失恋するたびに、忘れていたその痛みを思い出す。

人に拒絶される痛みは、麻酔なしで子供を生んだり、がん治療にも匹敵するという研究結果もあるそうです。

たかが恋愛、振られたくらいで…そんなライトなものではなく、本当に大切に思う相手から切り出される「別れ」は、つらくて痛くて死にそうになるに決まってる！！

だけど、誰かを好きになり、好きになられて、大切に思い合うその感情はとても尊いもので、恋愛から得られる幸せや学びは大きい。

だから何度つらい思いをしても、また同じようにつらい思いをするかもしれなくても、誰かと特別な関係を築くことに希望を持つんだろう。

幸せだった日々を思い出すとき、涙が止まらなくなることがある。それはその幸せを失ったつらさも一部あるのかもしれないけれど、当時感じた「楽しさ」や「幸せ」を思い出しまた心動かされて涙が出ているのだとしたら、何年も時を経た今でも、また感動させてくれる思い出があるということはなんて素敵で幸せなことなんだろう。

過去の恋愛の思い出が素敵であればあるほどに、失ったつらさや戻りたくなる気持ちはなかなかゼロにはならないけれど、別れを迎えた恋愛にも、心を交わした時間が存在する。楽しい時間を共有し、お互いを大切に思い合える人と出会えた、それってすごいことじゃないか。

そして、この世界には78億の人がいる。またそんな風に大切に思い合える人と出会える可能性は無限大！

よし！！　また、自分より大切に思える相手を、大切に思ってくれる相手と、出会いにいこう。