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たった1人の主人公の話

 あなたは今、辛くて眠れなくてスマホをいじっているのかもしれない。きっと何かに挑戦して上手く行かないのか、何かに挑戦したくとも壁があって悩んでいるのかもしれない。

 そんなあなたに、1つ確かなことをお話ししよう。

 主人公という存在は、いつだってどこか頼りなくて、未熟で、子供じみていているものだ。

 だからこそよく笑い、よく笑われ、よく泣いて、よく悔しがる。自分の身の丈を知らずに挑戦して、ぶつかって、転んでしまう。転んだら痛いし、ぶつかったら立ち止まってしまう。

 それでいい。それがいい。そうやって磨かれていった主人公は、誰よりも愛される存在になる。誰よりも深い人間になる。

 さて、あなたの人生の主人公は誰だ?笑われながらも、壁にぶつかりながらも進んでいく人間は誰だ?

 この答えを真に理解できたのなら、その答えを見失わないで。

 それさえ持っていれば、何に挑戦しようが、あなたは大丈夫だ。

 主人公は、最後まで倒れないのだから。

 以上、らずちょこでした。

 ここまで読んでくださった皆様に感謝を。

 では、また次回。

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