夙川のほとりにて-奇妙な果実

Strange Fruitなる歌がある。ゴスペルシンガーと呼んでもいいのかしら?

ビリー・ホリデーが首を少し傾けて、無感情に歌う。

  その果実の意味とは無関係なのだが。わが家には、奇妙な果実が

たわわになりはじめているのだ。

最初は外だけに、そして、今は、わが部屋の入口にも。

  はてさて、いつになれば食べごろになるのやら。

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