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新NISA今週の結果発表!NVIDIAの決算の影響、最新のMag7のPER比較!割高なのか!? 20240224

動画はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=b9xhWoufOvg

こんにちは。あるころうのNISA投信チャンネルです。

新NISA口座公開 6週間

積立開始から6週間の新NISA口座です。投資信託口座なので、現時点で数日のタイムラグがありますが、先週から若干下がりましたね。

新NISA口座の中身を見ると7パーセントを超えたままなのは、楽天・オルカンと、iFreeNEXTのFANG+インデックスでした。楽天オルカンの成績が高めだったのが意外でした。

次は、一般NISA口座です。
2019年1月から2023年12月まで、5年間、一般NISAで積立をしました。毎月10万円ずつ積み立てた口座は、5年で元本600万円となり。プラスが約273万円となりました。1週間の変化は、+43,918円で、変化率は、+0.51%となりました。

新NISA口座は、S&P、NASDAQの指数系に、FANG+、SOX、インド指数を加えた投資信託で運用しています。1月2月で元本60万円です。一般NISAは、セゾン投信で5年間積立、すでに一般NISAの積立期間を満了した1年分は特定口座で運用中です。先週パフォーマンスが良かった新NISAの成績は、先週プラス7.31%から1.16%目減りしました。アクティブ投信のセゾン投信は、プラス0.51%でした。

今週は、AI関連株の激しい値動きと比較し、結果的には落ち着いた動きでした。
引き続き、「落ちる時は落ちる」という覚悟を持って買い続けます。

NVIDIA決算後の動き

今週のNVIDIAは、日本時間2月22日の早朝6:20の決算発表前の恐怖感で、日本時間2月20日の相場明けと同時に、720ドル台から660ドル台まで急落しました。
しかし2月22日の決算を受けて、時間外に770ドル付近まで上昇し、日中取引もさらに20ドル程度上昇、24日も時間外で暴騰しましたが、これは日中に調整が入り、23日の終わり値近くで落ち着きました。
それでは、決算報告でNVIDIAの株価の割高感がどうなったか見てみます。

決算前の株価は、1株あたり726ドルでした。EPS:1株あたり収益は、7.65ドルでした。PERは、この時95.94倍でした。
それでは、決算報告を得てPERはどのようになったでしょうか。

PERは65.80倍まで低下しました。これは、決算発表の収益力が高く、つまりEPS:一株あたり収益力が高いことが示され、期待以上の実力が示された結果でした。

主要指数にどのような影響があったのか

S&Pは、5,000ドルを超えたあと、4,950ドルまで低下し、その後時間外で急騰したあと、一時5,100ドルを超え5,088ドルで、5,000ドル以上を維持したままです。

NASDAQも、23日の開場前の時間外取引で暴騰し、18,000ドルを超えたあと、17,937ドルで落ち着きました。

今週のNVIDIAは、時価総額で世界4位、米国市場では3位に返り咲き、主要指数の動きを牽引しました。
並べてみると、同じように動いていますよね。
このようにみると、今回は指数を動かす要因がNVIDIAに依存しすぎているように見えます。

実際、米国市場のパフォーマンスは、マグニフィセントセブンの7銘柄によってコントロールされていることが、ブルームバーグの資料でわかります。青いラインがオールカントリーです。赤いラインがS&P500で、黒いラインがマグニフィセントセブンです。この7銘柄は、S&Pを大きくアウトパフォームしています。
つまり、S &Pを買うのではなく、マグニフィセントセブンを時価総額加重平均で買っていけばこのようなパフォーマンスのポートフォリオが組めたわけです。これをしないのは、今のマグニフィセントセブンは、将来のマグニフィセントセブンに、なるとは限らないからですね。

現時点は、一通り決算発表が出た後で、4月後半に一気に決算シーズンがあります。マグニフィセント7の中でも、1、2位をマイクロソフトとアップルが競い、3、4、5位をNVIDIAとアマゾン、Googleのアルファベットが競っています。ここは、目まぐるしく入れ替わりました。
テスラについては、決算で成長率がほぼなかったためマグニフィセントセブンにふさわしいかの議論も出てきています。
PERを見ると、NVIDIAとアマゾンが60台で、やはり期待の高いNVIDIAが高いです。
ただ、決算前のPER90超えと比べるとだいぶ下がりました。
次回の決算発表までに株価が上がれば、PERは高まりますが、決算内容が良ければ、割安感が出てさらに買い増しされると思います。

一応、一通りの1週間のヒートマップをチェックします。
S&Pは、全体的に好調ですね。やはりNVIDIAの良さが目立ちます。

ナスダックも1週間では暴騰・暴落するような銘柄は少なく、落ち着いた成長という印象です。全面緑とか全面赤とか、その後が心配になりますからね。

米国市場に比べ、日経225は、さらに良いパフォーマンスを見せています。
ついに過去最高の株価を超え、株式市場ではバブル期以上の高値を見せました。
他の国も見てみます。

インドは、今週はテクノロジーサービスセクターがパッとしませんでした。

中国は、政府の金利政策により、今週のパフォーマンスが良かったです。
ところで、シンセン総合指数は、過去どのような状況だったかというと、リーマンショック後の暴落時に800ドル台を底値に、コロナ禍前に底値付近に近づき、コロナ禍の影響はほぼないまま、コロナ禍後の高値を経て様々な問題がある中、恒大集団のニュースが注目された後に暴落しています。
そして直近で、政策金利の発表により、先週反発を見せています。この政策金利の時限的な対応の中で、状況が反転すれば、今が底値で買い場という可能性もありますね。

来週の予定

水曜日に消費者信頼感指数が発表されます。消費者信頼感指数は、個人消費に関する重要指標で、測定値が高いほど、経済に対し消費者の楽観的見方が高いことを示します。
また、米GDPも発表されます。GDPは、経済活動の最も総合的な指標であり、経済状況を示しています。

コア個人消費支出価格指数の発表もあります。PCEは、CPIと並び基本的に消費者が購入する財・サービスの平均的な価格変化を示していますが、、対象とする財・サービスについても、CPIが家計で支出した金額のみを含むのに対して、PCE価格指数は個人以外にも非営利組織も含まれたより幅広い捉え方をしています。

終わりに

このようなストーリーには、そう、うまくは進まないなということを、市場が織り込み、若干調整が入った後で、堅実な株価成長に進めばいいかなと期待しています。

今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。


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