食い下がって深掘りする質問の練習。

昨日は青年会議所の次年度理事予定者会議。この場で来年の理事長基本方針や委員会基本方針などが承認されると、いよいよ年明けを待って走り出すばかりとなる。

前に質問は難しいというエントリーを書いたが、今回はちょっとしたチャレンジと思って、「市民の共感を獲得する」という箇所について深掘りして質問してみた。


今回の答弁のやり取りは以下のような形。

廣野 「共感させる動作は分かったが、何に対して共感してもらうのか?」
回答者「我々のまちづくりに貢献する姿勢」

廣野 「市民にとって具体的にどんなメリットをもたらしていると言えるのか?」
回答者「青少年育成やおまつりなど、先輩方が積み上げてきた様々な事業」

廣野 「例えば、おまつりに共感させるなら、どんな良さを語るのか?」
回答者「打ち囃子やパレードなどの参加団体が持っている熱意の凄さを伝える。その熱気がまちの活気となり、まちが最高潮に盛り上がる、それを裏で支えることに共感してもらう。」


こうして何回も繰り返し追及していく質問をしてみたが、回答者は先輩であり役職も上であるので、上から目線の言い方にならず、責めるトーンにもならずに、同じ質問を掘り下げていくのは躊躇してしまうなと思った。

また、そもそも上の意向を汲んで素案を出していくのが下の役目だとも思っているので、「どうやって共感させるのか?」と問いながらも、「それは委員長が自ら考えて」という回答も常に頭に浮かんでしまう。

ただ、組織が一丸となって動く運営を目指すには、やはりトップから力強い言葉が出てくるに越したことはない。他人事として批判する姿勢にならないように注意しつつ、トップの考えを引き出すミドルの役割を果たしたいと思う。


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