私は、あまり漫画は読まない方なのですが、ひょんなきっかけから、星野之宣作『星を継ぐもの』という作品を読んでみました。4巻完結のSF作品です。Kidle版の試し読みページを参照しながら、その魅力を述べてみたいと思います。

まず、一瞥して感じたのは、その圧倒的画力です。精緻に書き込まれた風景、人物描写、カット。冒頭からいきなりのSF感満載ですが、ある種の「トンデモ」設定も、妙にリアリティを感じてしまうのは、その画力のおかげでしょう。

なお、原作は、ジェイムズ・Ｐ・ホーガンが1980年に上梓した、SF小説の金字塔『星を継ぐもの　巨人たちの星』。ストーリー展開が、また、スピーディーですごいです。次から次へと明らかになる、異星人の新事実。

次から次へと発生するトラブルとバトル。

そして、なんといっても、圧倒的な画力と、人物描写で、読者を置き去りにすることなく、クライマックスへといざないます。

いや～、ホント、今更、気づいたことが恥ずかしいです。でも、死ぬ前に気づけて良かったと思っています。義務教育で教えてほしかった…！

４巻完結ですので、ぜひとも、ゴールデンウィーク中に一気読みしてほしい作品です。なんなら、１週間おいて、２回目読み返しても、また楽しいでしょう。

なお、スマホよりも、大きめのタブレットかPC画面で楽しんでいただきたい絵です。

よろしければ、ご参照ください。

また、現在、Kindle本がセール中だそうです。他にも、GWお勧めの漫画を紹介しましたので、併せてご参照ください。

#連休に読みたいマンガ