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しがないOLの日常を文字に起こしてみる。

noteに誘ってくれた友人が、脳内で安藤サクラさんに読み上げてもらったら執筆が捗ると教えてくれたので、
ブラッシュアップライフのサントラを再生し、安藤サクラさんに脳内に常駐してもらいながら書いてみる。

朝8:00起床。アラームに気が付かないことがあるので、保険で7:40と7:50にもアラームをかけている。
そして、7:40と7:50の目覚ましを止めた後に二度寝、三度寝をする。
この二度寝、三度寝が危険で、寝ぼけた頭ではうっかり四度寝してしまうことがある。
保険をかけるのも良し悪しである。

出勤時間は少し遅めなのでラッシュに巻き込まれることはない。
通勤手段は車。車通勤は大変便利で、これに慣れてしまうと電車通勤やバス通勤に切り替えるのは難しいと思う。
新卒の時は免許取りたてで車に乗るのが怖く、ペーパードライバーになっていたので自転車通勤をしていた。
時間がギリギリの時は立ち漕ぎなんかもしていた気がする。ちょっともう今だと考えられない。23歳、元気が良すぎる。

出勤したらまずはポットのお湯を沸かし、コーヒーメーカーでコーヒーを作る。
以前の記事にも書いたように、私はコーヒーを飲まない。
今の時代、女性の事務職員がコーヒーを作るというのは古いような気もするが、
「俺たちが出勤する頃には作っておいてくれよ〜」という圧があったので、その圧には負けておくことにした。
ただ、コーヒーを作るのはいいが、作り忘れた時に文句を言われる筋合いはないと思っている。
数年前に後輩からコーヒーできてないですよ〜的なことを言われて人知れず腹を立てたことがあり、
外資系企業に勤める友人に話したら「女性社員にコーヒー作れなんか言ったら即効コンプラ案件で降格だよ」と言っていた。びっくりした。
私の会社は外資系でも大企業でもない地方の中小企業なので、今は何も深く考えずに頑張る同僚のためにいそいそとコーヒーを作っている。
生意気なことを言っていた後輩も成長し、今では「コーヒーいただきます」と毎日声をかけてくれるようになった。それだけで十分だ。

私は朝からの勤務だが、特殊な業界なので他の同僚たちは午後から出社してくる。
午前中は人の目もなく、まったりマイペースで業務を進められる時間だ
…が、闇出社の仕事熱心な同僚が朝から勤務していることも少なくない。
朝からそんな同僚の日頃の愚痴や、私の退勤後に起きたおもしろ話などを聞いている。
おそらく口から生まれてきたであろう彼は、よく喋るし、オチのない話はしないというポリシーがあるのでとても話が面白い。
賢いのに言い間違いが多いところも面白く、
先日は「白かホワイトの厚紙あります?」とアンミカのようなことを言っていた。(白ってな、200色あんねん)

私の所属する部署は、上記のおしゃべりなムードメーカーの同僚による功績が大きく、基本的に和やかな雰囲気。
しかし他の部署に比べて業務の種類は多岐に渡り、他部署の人間からすると、行きたくない部署として敬遠されているとかいないとか。

昼食は小さな部屋にこもって1人で食べている。
休憩の時間は決まっておらず、みんなバラバラの時間でおのおの昼食をとる。
私は10分〜15分くらいで切り上げて仕事に戻ることが多い。長く休んでも40分くらいだろうか。
ただ、午前中にまぁまぁの雑談タイムを取っていたりもするので、トントンだろう。…いや、トントンではないな。もう少し休みたい。

事務職ではあるものの、じっと事務作業をしているかというとそんな感じでもない。
あちこちから名前を呼ばれ、そのたびに業務が止まるので、なかなか進まない。
来客に電話に雑務にと走り回り、物理的に身体が3つくらいないと足りないと思うことも度々ある。
そんな時に助けてくれるのは同僚たちだったりするので、朝のコーヒーはそのお礼でもある。
感謝とリスペクトなしにチームプレイは難しい。

リスペクトといえば、私の考えることをそのまま読み取って実行してくれる同僚がおり、頭の中どうなってんだと不思議に思っている。
その同僚は困っていると、察して欲しいと思う間もなく現れてサポートしてくれる。
また、コピー用紙の包み紙の捨て方に至るまで、何も言っていないのに私の好み通りに実行している。ちょっと怖い。
会話のテンポは小気味よく、程よく適当で程よくドライ。バランス感覚がずば抜けている。
あまりにスマートすぎる。私も見習いたい。

退勤時間が近付くと、アルバイトへの引き継ぎをして退勤。
自分がタスクに追われている時、アルバイトに任せられる仕事を準備するのは一苦労だ。
自分が帰るために引き継ぎのアルバイトを呼んでいるのに、
そのアルバイトに頼む仕事の準備で帰れないというわけのわからない状況が発生することがある。
このわけのわからない状況を作らないことが繁忙期における課題だ。

退勤する頃には外は真っ暗なので、大音量で音楽を流して歌いながら帰っている。
明るいと対向車が気になるが、夜であれば何も気にすることはない。
車通勤の一番良いところはヒトカラができるところかもしれない。

しがないOLのしがない1日。
あえて文字起こししてみた。
途中で安藤サクラさんが私の脳内から退勤してしまった気がするけど、まぁ、いいか。

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