この1年間の話

今までのファンの方で混乱させている人もいると思うし、最近知ったけどまだ私のことをよく知らない方もいると思うので、改めて、今に至った経緯をお話しようと思います。

ただ、0から説明するととても長くなってしまうので、!!
私に対する知識がほぼない!という方は、まずこの、私の人生の転機についてのnoteを読んでいただけると嬉しいです。

この後、自分でアイドルを立ち上げようとしました。

最終的な結果は以下です。

今は2023年6月です。
前のグループを卒業した2022/5/29からもう1年以上が経ちました。

この前置きで何となくわかったかもしれないけど、今回のこのnoteは、要約すると この1年間の総評と反省です。
(相方の子に対しての意図はありません。私は本当に彼女が好きなので、表から去ることを決めた彼女の平穏をどうかそっとしておいてほしいです。)

このnote自体は、本当は5/20のライブの日に出そうと思っていました。
でもまだそのときはいろんなことが進行している最中だったので、もう少し結論に近いことが書けるようになってから出そうと思って今になりました。

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自分たちで始めたREiviOというグループは、本気でした。
人の価値観はそれぞれで、"いいもの"だから必ず売れる、という訳では無いけど、愛のないものや手のかかってないものは人生を変える感動を生み出すことはできないと思う。アイドルのファンをよく盲目だという人がいるけど、みんなバカじゃないし、むしろすごくいろんなとこを見てるのを知ってる。
だから、本当にたくさんの労力と、お金と、時間を費やしました。制作もいろんな人が協力してくれました。

でも正式な形でみんなの前に立つことはできませんでした。
グループは無期限の活動休止、事実上の解散という決断を取りました。

後悔というよりは、今後のための反省として、いくつか思ったことがあります。

まあどれも「結果論」にはなってしまうけど。

まず、私は多分、ポジションとしてひとつのグループ内で、裏も表もどっちもやるのは向いてなかった。

グループを卒業してから、広告代理店と芸能事務所で働いていました。
その職種を選んだのは勉強のためです。アイドルのプロデュースをやるなら活かせると思ったし、実際すごく参考になりました。
たくさん成長させてもらったし、仕事は好きでした。楽しかった。
グループの立ち上げにはかなりのお金がかかるし、運営側の準備としてやらなくてはいけないことも本当に多くて、毎日仕事をしていました。多分ほぼ寝てなかった。ずっと。広告代理店や芸能事務所の仕事が終わったら振付の仕事をして、はしごして別グループのレッスンに行って、帰宅後は配信したり歌詞を書いたり写真のレタッチをしたり、、みたいな生活だったけど、でもそんなのは全然マイナスに思っていませんでした。
私は。


みんなを、君を不安にさせていたこと、自覚しています。

準備期間中はどうしても運営側として動いてる時間の方が多くなってしまっていたけど、みんなにとってのみれいはあくまでも演者で、アイドルで。
キラキラステージで歌って踊る、いつもにこにこ笑顔のみれいをみんな好きになってくれたんだな、ということをいつの間にか忘れてしまっていたような気がします。

ごめんね。
みんなが好きになってくれたみれいのことを、みれい自身がいちばん蔑ろにしてしまっていました。

そのときは全力だったし精一杯やっていたしすごく勉強になった。
ただ、今振り返ってみれば、結果論だろうがなんだろうが、「自分の理想のアイドルを作りたい」という気持ちと、「自分が理想としてきたアイドルになりたい」という気持ちが、両方の気持ちを打ち消しあってマイナスな方に進んでいたんだと思う。

当たり前だけど1日は平等に24時間しかなくて、運営としての時間が増えるほど演者としての時間は減る。気持ちを殺して結論を進めたりすることも増えていたし、プロデュースやマネジメント、自分の仕事、私の演者としての動きを上手く同時に進めることはみれいは出来ていなかったんだと思う。

みんなからの「応援してるよ!」「頑張れ!」という言葉が、気づけば「無理しないでね」「心配してるよ」という声掛けに変わっていったのも、気づいていました。
ごめんね。

セルフプロデュースのアイドルさんとは振付で関わらさせていただいたり含め自分の周りには結構いたんだけど、本当にすごいと思う。

活動休止を決めて、たくさん今後のことを考えた結果、みれいは、演者だけ、もしくは裏方だけ、としてグループに関わっている方が、"お互いの気持ちが分かるからこそこういう動き方をしよう"という価値を最大化できるんだなと思いました。

事務所や仕事で関わって活動休止前や後にアドバイスをくれた方、ずっと言葉をかけ続けて応援してくれた方、あの時期の必死だったみれいを見つけてくれて好きになってくれた方、逆に今のみれいはちがう、と離れた方も、全て。
本当にありがとうございました。

この1年間、活動休止が決まるまで、ずっと走ってたし、ほんとうに激動だったし大変だったし、いろいろありました。
全て、全力で取り組んだからこそ分かったことでした。本気じゃなかったらなあなあで進んでたかもしれない。
だからね。
みれいはいつも同じことを言ってると思われるかもしれんけど。
これで良かったんだと思うことにしました。
これで良かったんだと思える未来を掴みたいと思いました。

結局ね、活動休止を決めてから今まで、1度も泣きませんでした。
しょうがないとわかっていても悔しかったし悲しかったし、私の人生の全てを賭けようとしていたものがなくなって、ぽっかりと穴が空いた気分だったけど。
空いた穴は塞ぐことができるし、空いた分、新しい何かを始めることが出来ます。

この1年間、みれいと向き合ってくれた方々には、待たせるだけ待たせて何も始まらずに終わってしまったと思われるかもしれないけど。

SNSで言葉をかけてくれたり、撮影会やライブでみれいに会いに来てくれたり、みんなのおかげで、みれいは前を向いてこれからのことを考えられるようになりました。

この1年間のおかげで、自分の特性もわかった。みれいってめっちゃ頑張れる子なんだなってのも改めて分かった(方向性さえ間違えなければ)。

自分の年齢とか今やりたいこととか待ってくれてるみんなとか、いろんなことを考えて、じゃあ今、どっちの立場に振り切るか?
答えは明確でした。

みれいは、演者をやります。
演者として入った場所で、演者としてやり切った姿をきちんとみんなに見せたい。

これはどっちかをみれいとして辞めるということではないです。これまで通りクリエイティブや裏方の仕事は受けます。
その場で私の立場がどっちかあやふやになることがないようにするという意味です。振付師やフォトグラファーとして関わるコミュニティでは私はあくまで裏方。演者として関わるときは、裏方的な作業もできる"演者"として、立場を明確にして、その中で私のできることをやる。兼任しているわけではなく、その場にいる間、専任する。
プロデューサーとしての名刺と、演者としての挨拶をごっちゃにしない!ということです。

演者をやろうと決めてからは、清々しいというか、ちゃんと、上手く切り替えられたような気がしています。

でもあんまりみんなに伝えられんかった。ごめん。
TwitterよりInstagramの方が先に戻ってこれたのにはいくつか理由があってね。
なんかさ、みれい、あんなことがあった後だし、落ち込んでいないといけない、みたいな雰囲気を勝手に感じていて。
相方は芸能を辞めると決めたので、そこへの気持ちやサポートは見えないところでやりたかったし実際そうしました。ただそれもあって、みれいが元気になったよ!笑顔!前向き!みたいなのを書くと、空回りしてたり無理してると思われそう/彼女のことを無視して1人だけ元気になってる、みたいになってしまいそうな雰囲気があるなー、と思ってしまったんだよね。

あとは、先述の通り、今後のことをもうちょい明確にしてから伝えたかった。

実はREiviOが活動休止と発表した後、いろんなところからお話をいただきました。
めちゃくちゃ嬉しくてありがたかったです。私を見つけて気にかけてくださった方々には本当に感謝しています。

どこでやりたいのか、めっちゃ迷いました。
みれいはアイドルがやりたい。エンタメで生きたい。音楽や芸術で届けたい、伝えたい。

その中でみれい1個気づいたことがあります。
私ね、実はちゃんとオーディションを受けてアイドルになったことはありません。初期メンになったこともありません。

中学のときの福岡でのアイドルも、東京来てからの前のグループのときも、ありがたいことに、お声掛けをいただいて、ご縁があって既に活動中のグループに加入をさせていただきました。

今のみれいは、もっと成長したいし、やったことがないことを知りたいし、知らない世界を見たいです。

みれいが持てる選択肢じゃなくて、チャレンジしないと難しいところでやってみたい。
やるなら初期メンバー、立ち上げメンバーとしてやってみたい。

そう思いました。

今受けていて配信中のオーディションの他にも、いくつかオーディションを受けています。アイドル以外の、演者としても挑戦をいっぱいしていて、ひとつ、小劇場での舞台が決まりました。8/10.12.14空けておいてほしいです。

頑張ってみても全部落ちるかもしれないし、また待たせるかもしれない。
でも挑戦してみたいです。

みれい、一生アイドルでいたいです。
私のわがままに、もうちょっと、付き合ってくれると嬉しいです。いっぱい振り回してごめんね。でも、君を幸せにします。みれいを応援する中で、ほんの数分、数秒でも、笑顔になる時間、元気が出る、幸せに感じられる瞬間が、君の人生で増えてくれるととてもとても嬉しいです。
必ず。ついてきてよかったって思えるアイドルになります。頑張ります。

みれいが、君に出会えてよかった!って心から思っているように、君にもそう思って貰いたいです。
いつもありがとう。

まだただいまは言えないけど。
もうすぐ、帰ります。待っててね。

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