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その1 ジャムの極意

冬休みに帰省した際、私は母のSDGs精神を目の当たりにした。

SDGsアンチ🦐の方もここで回れ右をしないでください。
この話は食品を無駄にしない買ったものを無駄なく使うことなので、地球のためだけではなく、あなたのためになるのです。

母は野菜室に入った熟れすぎた(腐りかけの)果物をすぐにジャムにした。
この日はじめてジャムの存在理由を知った気がした。単身者の救世主であると思った。母にSDGsバッジ(これ https://amzn.asia/d/7BB7pCM  )をあげたいと思った。
この日まで私は食品を腐らせたり、カビさせたりするのが怖くてとにかく冷凍庫に突っ込んでいた。すると、次に料理に使いたいときに凍っているため切りにくかったり、すぐに冷凍庫がいっぱいになったりして正直うんざりしていた。ちなみにこの冷凍も母から教わったものである。だから冷凍はお家芸などと声高らかに言っていた。ほんとはうんざりしているのに。冷凍庫はアイスで埋め尽くしたい……切実に。

さて、このような日々を送っていた私にとってジャムは実に革新的であった。約1万年前に始まったジャムの歴史、最古の保存食。愛すべきである。

冬休みが終わり、友人たちと話をしていた。その際、腐りかけの牛乳があると友人Aが言った。友人Aは高頻度で牛乳を腐らす。もったいないがしょうがない。友人Aも一人暮らしで1パックを飲んだり、料理に使うのは至難の業。そこで私は例の日のことを思い出し、ジャムを提案した。友人Aは喜んで「やってみる!!」と言ってくれた。
パン屋でアルバイトをシている友人Aもジャムのことは忘れていたようだ😅

プチ情報:この日の会話が裏ランウェイのきっかけである。

そして私もチーズをカビさせたのでジャムにした。消費期限だか賞味期限が怪しい調味料もジャムにした。

一人暮らしを始める君もすでにしている君もご参考までに。実家暮しのあなたも腐りかけの食物を見つけたら調理担当者に提案してみては?


以下、ジャムのレシピの基本である。アレンジもお好きなように。


材料
1.腐りかけの食物
2.1と同じ量の砂糖
3.レモン果汁適量

手順
・材料1が大きい場合、1口大に切る
・材料1をなべにいれ、材料2の半量をまぶし、30分ほどおく
・なべを火にかけ、弱めの中火で加熱
・全体が沸騰してきたら火を弱める
・そのまま弱火で5分ほど煮込む
・様子を見ながら勘で残りの材料2をすべて入れ、さらに弱火で5分ほど煮詰める
・木べらですくって、少しとろみがでたら火を止める
・10~15分放置して砂糖を浸透させる
・強火で加熱し、沸騰し始めたらお好みで材料3を入れる
・全体がとろっとしたら火を止め、表面の泡を取り除く

https://www.aohata.co.jp/experience/knowledge/jamguide.html 参考

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