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OriHimeと流氷。

OriHimeを借りている。

先日この記事にも書いたけれど

僕にOriHimeを教えてくれた
14歳の少年、タケヒロと一緒に
オホーツクの海で流氷を見たいと思ったのだ。

とか言いながら僕は、
OriHimeを通してタケヒロに流氷を見せてやりたい。
そう思っていたように思う。

細かな言い回しだけれど
 一緒に見たい と 見せてやりたい
は同じではない。

OriHimeはいわゆるペットロボットではない。
分身ロボットだ。

OriHimeを起動させて
そこにタケヒロがログインすることで
命が宿る。
まるでモビルスーツ!

実際、OriHimeを操る人を
みんなパイロットと呼んでいる。

僕はあの日確かに
オホーツクの海の上で
タケヒロと流氷を見た。

OriHimeのカメラを通した映像を
関西にいるタケヒロのiPadに送っているということを超えて
僕はあの日確かに
オホーツクの海の上で
タケヒロと一緒に流氷を見たのだ。

そして一緒に感動した。

タケヒロのお母さんのユウさんが
こんなツイートをしてくれて
たしかにそうだ。と思った。

僕はあの日
ほとんどOriHimeの顔を見ていない。
友だちと一緒にただ船の上から
流氷を眺めていた。
あの空間に一緒にいた。

正直、タケヒロが
あの瞬間をどう体感したのかはわからないけれど
少なくとも僕はそう感じている。

OriHimeと共に
これからもタケヒロと一緒に
旅をしてみたい。

だからこそ
はやくVR化すればいいな、って思う。


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