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博多シャイニング(博多ホッピング2)後編

◉餃子の前に

寿司食べて風呂入る。という夢のようなアテンドをしてくれる日野ちゃん。ほんと冒頭で鬼とか言ってごめんなさい。オイラの方がよっぽど鬼だった。温冷浴のおかげで流れる血液とともに不安だった気持ちもすっきり解消。「次は餃子でも食べましょうか」というジョニーさんの一言に、ニヤケるおじさんたちは再びタクシーに乗って大名へ。

やってきたのはまるでスターウォーズな暖簾のインパクトがヤバイ『餃子 LAS VEGAS』。

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なんとこのお店、ジョニーさんプロデュースとのこと! すげー! ジョニーさん超カッケー。しかし驚くのはまだ早かった。店に入って奥へ進むと、扉が一枚。その扉を開けると……

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超絶オシャレなバルが登場!!!

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マジかーーーー! なんだここ〜!

こちらは『yorgo(ヨルゴ)』という超人気ビストロ。四角いキッチンそれぞれを各調理人が担当。見事な手さばきで美しい料理を次々とだしてくれるその情景が博多の食のポテンシャルの高さを現している。ほんとマジでイケてる。

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てかさ、
餃子行きましょうとか言っておいて、餃子屋のその奥を抜けたビストロでとりあえず飲みましょうって、オシャレすぎる! 言うてみたいし、やってみたい。

ええ、そうでしょうそうでしょう、と思うけど、連日予約いっぱいで、そこをジョニーさんの顔で早い時間ならと空けていただいたとのこと。ありがたい。マジで惚れてまうわジョニーさん。

そして「適当に軽く」なんて一言から、出てきた一品目がこれ。

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シャインマスカットのサラダ。たまんないよね。

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そりゃあ飲みますよ。もう。 ちょっとここから飯テロ系連投。

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↑牛ハツの皿焼き。

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この鯖サンド、めちゃめちゃ美味かった!

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この顔でわかるよね。

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牛ヒレ肉のレアカツ

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もちろん飲むさ。

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そしてこれ! ちょっとこれはみんな絶対食べた方がいい。ウニのパスタではなく、「ウニとじゃがいも」。この細いのがパスタではなくて、じゃがいもなの。劇的に美味い。参りました。

とまあ、「適当に軽く」というジョニーさんの言葉とは裏腹に、しっかりガッツリ「yorgo」を堪能。福岡の食はもちろんのこと、いらしているお客さんのリテラシーの高さというか、圧倒的な食の街の衆としての民度を感じた。高かろう美味かろうな東京は置いておいて、天下の台所なんて言われた大阪よりも、はたまた素材ポテンシャルが圧倒的な札幌よりも、その質と量とバリエーションは、いまや福岡が圧倒的なんじゃないかと思う。いやあすごい一日だ。しかも……

か、ら、の!

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餃子LASVEGAS!!!

この辺から、ちょっと博多ホッピングらしい様相になってくるけれど、しかしさすがジョニーさんプロデュース。瓶詰めサワーとか、超かわいいの。

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いやあ、なんだろ。ほんとオシャレすぎるよ福岡。ジョニーさんって、そんな福岡の象徴だなあ。かっこいいおじさんだわ。お友達になれて超嬉しい。そして日野ちゃん、ご馳走様でした!!!

◉Fukuoka Growth Next

つづいて今度は日野ちゃんが連れて行こうとしてくれたのが、福岡スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」。街中にある旧大名小学校を使った官民連携施設。個人的に廃校の利活用に興味があったので、ちょっと勉強がてら連れてってもらおうということになったんだけど……

そう。忘れちゃいけない。前回同様、今夜も基本は博多ホッピング。道中にあった「一膳めし 青木堂」で瓶ビール一本飲もうよと、中へ。すし幸徳→yorgo→餃子LASVEGAS→青木堂 かれこれ4軒目ホッピング。

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こちら朝は8時半からやってるそうで、充実の朝ごはんメニューを前に、夜中仕事のみなさんが仕事を終えて朝からビール飲んでたりするのが最高とのこと。なるほどな。愛されてる感ある。

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卵焼きとビール。福岡の卵焼きも基本は甘い系。

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ここでジョニーさんのことをあらためて聞いてみたりして良い時間。ジョニーさんと僕、なんとまあ同い年だったよ!

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さてさて到着「Fukuoka Growth Next」

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しっかり見学させていただいた後は、やっぱりそうか……

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「Fukuoka Growth Next」のなかにある「awabar」へ。この日もイケてる若者が酒飲んでた。壁面はみたことあるようなオンラインサービスのステッカー祭りだった。

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怪訝な顔で撮影するキヨ様が写り込んでいるような写真だな。

めちゃめちゃ勉強になりつつ、さすがにオシャレ過ぎて、そろそろなんというか、地獄がみたくなってきたドM気質な僕は、ジョニーさんに相談。すると良いスナックがあると即答。今夜の締めにそこへ向かうことに。

なのに……

なぜかオイラの足が勝手にとんでもない店に。

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そう、今夜は博多ホッピング。ただひたすらに軒数を重ねることに意味がある。

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我ながらジョーカーばりに悪い顔してるなあ。一口いただいて、スイーツ王子なキヨ様にプレゼント。美味しくいただいてくれました。

◉長い方? 短い方? どっち?

さあ、ジョニーさんに連れてきてもらったのはこちら。
「スナックくのいち」。

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おそるおそる入ってみると、そこはオシャレのオの字もない。由緒正しい我らが天国なスナック。

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素敵なママと旦那さんが営む「くのいち」はママのつくる手料理がまた抜群に美味い。

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いったいどれだけ食べるんだ!? とかマジ愚問だから。博多ホッピングはそういうもんだから。そしてスナックといえばカラオケ。

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日野ちゃんが懐メロを熱唱。日野ちゃんの意外にも爽やかな歌声を聴きながら、今日の1日を思い返してみる。そこではたと気づいた。そうだ、これぞまさに温冷交互浴。高級寿司と大衆浴場。オシャレバーとスナック。それらを交互に浴びることで、体内の血液がグングン巡り、細胞がみるみるうちに活性化していく。だからこそいくらでも食べられる。飲める。ゆえのホッピング。そうか、博多ホッピング第二弾にしてわかった、ホッピングのコツはこの交互浴的考え方を取り入れることだ。ヤバイ。楽しいぞ。サウナ→水風呂→外気浴をワンセットとするならば、いまこのカウンターは外気浴的恍惚タイム。あとはホテルでぐっすり眠るだけだ。

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ちなみに「スナックくのいち」ではカラオケ採点で100点を取ると、名前を壁面に書き残してくれる。さらにママからプレゼントまであるという。たしかにオイラも博多の街に自分の爪痕を残したい。

ここからおじさんたちのカラオケ合戦がはじまった。

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ぶれてるほどにいい写真。

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歌いまくる。しかし、取れない100点。

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と、そこでオイラ。気合いの、たかじん投入。

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そして……

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やったー!!! ……しかしこんなに盛り上がるかね。

そして念願の!

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10.15 藤本様 やっぱ好きやねん
博多に爪痕残した!!!!!

さらにママがいきなり「長い方? 短い方? どっち?」と聞いてくる? 僕はなんのことだかさっぱりわからないまま、ここはまあ、郷に入れば郷に従えの精神で、長いものに巻かれようじゃないかと「長い方で!」と返答。すると、

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ハイソックスでしたー! 長い方、短い方って、靴下の長さだったのね。でもなんか妙に嬉しい。

そこからみんな火がついちゃって、さらに挑戦しまくるも、なかなか100点には届かない。僕もなんとか、あの夢をもう一度! と挑戦するんだけど、何度頑張っても届かない。しかしあと一歩となるほどに、今度は「短いの!」と言いたい気持ちが膨らんでくるオイラ。そこで腹を決めて、再度たかじん投入。

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そして!

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短いのゲットしたー!!!!! たかじんありがとう!!!

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しかも袋を開けたら、オイラが神戸から来たのを知ってるかのようなイカリマークの靴下。ということでもちろん、

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本日2度目の爪痕!!!

いやぁ〜 楽しかった。スナックくのいち。めちゃ楽しいからみんな行った方がいいぞー! 趣味じゃない靴下でも貰えるとなんだか妙に嬉しいから。

◉博多シャイニング

さあ、あとはホテルに帰るだけ。そうみんな思っていた。オイラは100点2回もとってホクホクだし、このまま綺麗に眠れるはずだった。しかしそう、今夜は博多ホッピング。日野ちゃんが隠してた斧の刃先をチラリ

「ラーメンで締めますか」。

来たな、鬼よ。

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