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謳歌しました。

昨秋に転職してから長期休暇、という権利を手に入れた。

休む側と休まれる側がいる中、社会人になってから後者の立場で約十年過ごしてきた。
だからこそ新鮮で、かなり謳歌した。

後者の立場であったからこそ、他管轄の方々はそれを傍目に出勤されている。
前者の方々もどうにかしてまとめて後者になってほしいとも思うのだが、社会の歯車はどちらかに全振りということは許されず、フレキシブルさを求められるから仕方ない…の言葉で片付けたくはないが、自分ではどうすることもできないから、そういうことにしておく他ない。

年末年始、GWときて今回はお盆。
実家は近いし、実家の周辺に親戚もいないし、親戚付き合いというものに触れたことがないので生まれてこの方、時流に乗った移動をして帰省、なんてことはしたことが無い。
だからお盆はヒマだ。

ということで趣味を詰め込んで出かけまくった。

野球観戦が好きだ。
外野席で立って応援歌を歌って声を枯らして、プレーに一喜一憂しているあの臨場感が好きだ。
プレーに興じている選手の写真を撮るのもいい。
ということで休みの半分以上、一軍だけでなく二軍の試合も含めて観戦していた。

月に2回は必ず行っているくらいだが、SNS上には上級者がゾロゾロ…もう住んでんのか、ってくらい通い詰めている人も多い。

感染症に私生活まで束縛されてしまった。
ただ、その鎖はもうない。
その鬱憤を晴らすかのように、その時間を少しでも取り戻すように、思うさまに過ごした夏が終わろうとしている。

といっても夏は終わらない。

暦上は立秋を過ぎているから秋らしい。
世間ではお子様達の夏休みと同じように、もうすぐ晩夏、もう秋のような雰囲気を感じさせるが、実際収まりようのない暑さが続いている。

溜まっているであろう仕事を収めて、他にやりたいことを収めていたら、いつの間に暑さも収まっているのだろうし、そんなことをしていたら年も収まってしまうのだろう。
だから謳歌は大切だが、やるべきことは先に収めないと夏が収まってしまう。
やるべきことが終わっていない明日からの現実はそれはもう焦りやらなんやらでお先真っ暗。
だから夏休みの宿題は真っ先にやっつける派。

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