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招待の先にある情報の価値とは

iphoneに知らない人からのメッセージが来ていて、しばらくスルーしていたら、知り合いからClub Houseへの招待メッセージということが分かった。

SNSのツールが増えすぎて、新たなものは正直もういいかなぁと思っていたのだけれど、仲の良い知人だったので承諾することにした。

Club House そのものの分析はきっといろいろなところでなされていると思うので、ここでは「招待」という行為についてちょっと考えてみたい。

人を招待する時には、次の2点で判断しているだろう。

1.招待しようとする人と自分の関係性

2.招待しようとする人と内容の親和性

マトリックスで分けると、

a. 招待しようとする人と自分の関係性及び内容との親和性が高い

b.   招待しようとする人と自分の関係性は高いが、内容との親和性が低い

c.   招待しようとする人と自分の関係性は低いが、内容との親和性が高い

d.   招待しようとする人と自分の関係性及び内容との親和性が低い

の4パターンになる。

カテゴリaに属するのが「招待」する人。

カテゴリbに属するのが、積極的に「招待」する行為までは及ばないが、会って話をした時などに話題にするような人。

カテゴリcに属するのが、イベントなどで一般に募集する人。

カテゴリdは、現時点では何もアクションをかけない人達だけれど、将来的に何か関係性を持ってくれる可能性のある人。

といった形で分類できるだろう。

今、2種類のイベントを企画していて、一つは不特定多数向けのもの、もう一つは関係者を絞った招待制のものを考えている。

今後不特定多数に向けたイベントについては、かなり考えていかないと集客が難しくなるような気がしている。

よもや、取ろうと思えばオンライン上でかなりの情報が取得できるようになった今、情報についてはかなり食傷気味になっているからだ。

ただ、「この人が案内してくれている情報であれば、きっと価値ある情報に違いない。」ということはあるだろう。

Club Houseへの「招待券」がオンラインで売買されるくらいだからだ、あるコミュニティの持つ情報価値やブランド価値というものは、一定の閾値を超えると貨幣価値にも換算可能なものになるということなのだろうか。

人があるコミュニティに所属したいという欲求は、恐らくそのコミュニティ内でやり取りされる情報に価値を感じているからだ。

そのコミュニティ内でやり取りされる情報を得たい、あるいはその情報から取り残されたくない、という欲求が高まるほど、コミュニティへの「招待」欲求も高くなる。

問題は、良質な情報のやり取りが行われるコミュニティをどうすればうまく設計、デザインできるのか、ということなのだろう。

これについてはまだまだ私も経験不足なので、これから試行錯誤しつつ考えていきたい。


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