ごきげんよう、りどもあ。です。
友達にプレゼントを買いました。
贈り物っていいですよねー。
相手のことを考えつつ、似合うかな？気に入ってもらえるかな？なんて一喜一憂したり。

この大好きの気持ちが届きますように。

gift(仮)

◯登場人物◯
父親
母親
子ども

起
主人公の誕生日は、主人公家では一大イベントです。お父さんはプレゼントを、料理好きなお母さんはおいしいごはんを。生まれてきてくれてありがとうと言われるのは今日まで毎年ずっと続いています。とても幸せな日です。

承
ある年の誕生日両親そろって忘れていたことがありました。子どもはとっても悲しくなって、家出をすることに決めました。

転
家出をしてまずは食べ物に困りました。何も持たずに出て来てしまったので、お腹はきゅるきゅるなります。すると目の前に食べ物が！さっと近寄り食べ物ゲット！！この足の速さはお父さんゆずりです。子どもはこれもお父さんとお母さんからのプレゼントなのかなと思いました。

結
目には見えないけれどたくさんのプレゼントをもらっていることに気づいた子どもは、夕方そっと自ら家に帰りました。
母猫「どこいってたの？今日はあなたのお誕生日よ！」
なんと子猫は自分の誕生日を１日勘違いしていたのです。そうして、家族3人でいつものように子猫の誕生日をお祝いしましたとさ。

たくさんの愛情に包まれて育ったと思います。
どうにか恩返したいとも思っています。

でも一度拒絶されると、どう距離をとったらいいのかわからなくなって疎ましくなってしまう。

本当は誰よりわかってあげて、寄り添ってあげたいのに。

りどもあ。