最悪、或いは最後の一年について

 今年ほどひどい一年はなかった。底には底があった。自業自得。前にも会ったが、本気で具体的に自殺を考えた一年の終わりだった。

 俺は今借金600万で自己破産の手続きをしている。原因はギャンブル。現状を話すと何個かの弁護士に断られた。自己破産にはいくつものしてはいけないことがあって、俺はそれを何個もしていたのだ。

 しかもそれが後から後から出てきているのだ。

 事故破産の多くは、きちんとしていれば免責が降りるらしい。でも、降りないケースだってあるし、その不許可免責(やってはいけないこと)を沢山すでにしてしまっていることに、今更ながら気づいて絶望している。その不許可なのが多かったりあまりにも悪質だったりしたら、面積は降りない。

俺は、それに当てはまるのかもしれない。あてはまるの、だろう。決めるのは俺ではないが。

でも、過去は変えられない。

 とても親切なアドバイスをしてくれる方が、裁判官とかはこれからを見ているから今からの態度次第で免責が降りる可能性はある というようなことを言ってくれた。

 とてもありがたかった

 でも、十数年躁鬱パニック障害の自分には、少し?それとも何十パーセントでおわりなのか?

 そんなの現段階で誰にも分からないが、失敗したら600万の借金が残る、という事実で、打ちのめされている。

 俺は人生を諦めかけていて、仕事も日雇いや単発しか受からず年収200万。自己破産失敗して、個人再生きりかえ(長年勤めて、返済もしていたサラリーマンとかならできるらしい)もできない。つまり、しっぱいしたら終わり。

 失敗したら、終わりなのだ。しかも、その結果が出るのは今から8~一年後らしい。気が狂う。明日にでも結果が知りたくて仕方がないのに、メンタルボロボロで仕事もできない。でも、仕事をしなければ生きていけない。

 その事実が俺を毎日ぐちゃぐちゃにする。

 今の状況だと、多重債務、借金600。失敗したら月に16万位払うことになる。しかもそのほとんどが利子だ。まともに返すなら、合計1000万以上返すってことか?

 無理。

 終わったら自殺しかない。督促を無視し続けて5年だか10年生きられる程メンタルは強くない。

でも、自己破産に必要な書類は沢山あり、その上きちんと裁判所?で説明もしなければならない。自殺とか言っているメンタルでそれをするのは困難だ。

 今も、というか毎日不安で色んなことが手につかない。でも、資料作りと仕事(短期のも終わるので仕事探し)もしなければならない。

前を向かねばならない。

 今、というかずっと見たくもない、なんどもみたユーチューブを垂れ流し横になっている。

 でも、最近ニンテンドースイッチのゲームでセールになっているのをかった。ほおっておくとすぐに不安で頭がおかしくなるから、気晴らしにはなっている。

 普通の生活が、できなくなってしまった。新しい仕事も決まっていないし、一月からの仕事もこのメンタルで行けるか分からない(でも行かねばならない)

 とにかく、病気もちで一日の中でもメンタルがぐちゃぐちゃなのに、この一年近くを<自分が自己破産成功にならなる確率が結構ある?>という不安を抱えたまま生きるのが、不可能に近いのだ

 でも、それをしなければならないのだ。待たねばならないのだ。自分で作った借金なのだ。

 せめて、借金の額が300万位なら、期間工や皆やりたくない仕事のダブルワークとかでニ三年で返す、とかできるかもしれない。でも、600返すのは、無理だ。

 元々小説が書けなくて生きる意味が分からなくなっていた躁うつ病患者に、頑張って600万稼げ!(正社員経験なし)というのは、無理だろう。

死にたいと、生きたいがずっとせめぎ合っている。

 親には散々迷惑をかけた。失敗したとして、数百万自力で返済するのも、誰かに借りられる当てがあるわけがない。

 失敗した後の、その後のプランが皆無なのが本当に辛いのだ。

 働いて返していけるならする。でも、それができない金額(利子の問題もあり)なのだ。

 本も読めない小説もかけない。何もなくなって、病気も悪化して借金を返すためにアラフォーから正社員でダブルワークとかで頑張って働く。

どう考えても無理だとしか思えない。

 今は、目の前の書類(自分の不許可免責の多さ)との戦いで疲れ切っていて頭が回らない。でも、これをきちんと説明して、記入して反省していることを伝えねばならない。

 反省は当たり前だが勿論しているし、もうギャンブルなんて全くやりたくない。ギャンブルをして俺は多くの人に迷惑をかけて自分の人生も壊した。
毎日不安と恐怖と反省をしている。

 でも、過去は変えられないし、精神も駄目になってきた。

この駄目な精神のまま書類を「正確」に書いて きちんと説明をしなければいけない

 自殺がちらつく。でも、頑張らねば、これが最後のチャンスだとも思う。

 俺がもし、金持ちだったりそこそこの収入がある会社員だったらな。それを投げ捨てて文学の道を選んで、その小説も書けなくなってしまった。

 もうからっぽで、生きる目的を失ってきていて、その時に病気の悪化と借金600が重なった。

 生きるべきか死ぬべきか。

 まだ、書類も提出していない段階でこれほど狂い悩んでいるのは、とても滑稽だろう。でも、これが俺であり、躁鬱パニック障害の毎日なのだ。

 毎日、辛くて薬を飲んでも消えない。

 失敗して次の手段を取れないのが本当に辛いのだ。自己破産失敗しても、その後自力返済できる金額だったなら。

 自業自得で終わるのか。毎日、不安で頭がおかしくなっている。でも、働かねば、書類を書いてきちんと説明をして更生した姿を見せねばならない。

 勿論今後ギャンブルなどする気はない。でも、俺はあまりにも多くの過ちを犯してしまった。その質問をいくつもされて、俺はまともでいられるのか。

 感情のまま書きなぐってしまった。いつものことだ。

 自称ではあっても、俺は小説家として死にたかった。ずっと、借金辛いばかりしか書いていない。情けない。

 それをお金にすることもできない(本来お金に執着は薄いが、「借金」を消せるくらいの定期収入を持てる人間でありたかった)

 これからどうなるのか、自分でも分からない。

 ただ、辛くて書いた。病人の哀れな戯言。できるなら、少しでも前を向いて、向くんだ俺。

生活費、及び返済に充てます。生活を立て直そうと思っています。