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Journey to myself -私に戻るまで- 06. 気づき(感情とメンタルモデル)

「人間関係のなかで湧き上がる自分の感情に、相手は実は関係ない。」

メンターのうーさんとの対話のなかで、これを知れたことは、ものすごく大きい。

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・相手は、自分の心を映し出してるだけ。
・だから、その相手に対して、自分が感じている感情にダメ出しは一切必要ない。
・大事なのは、自分の感情や感覚、何(言動、行動、態度)に対してどんな感情が沸き起こるのか?なぜ相手のそれ(言動、行動、態度)にそういう感情や感覚が沸き起こるのか?本当は自分は何を求めているのか?を、じっくり観察して、内省してみること。
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これまで私の人生は、何かが起こるたびに、湧き上がる負の感情に振り回されては、苦しい辛い気持ちに支配されてきた。
でも行きつくところ、喜びも悲しみもすべての感情は、自分の心が生み出している。

私たちは、心に負の感情が現れたとき、それは環境が悪いからとか、誰かに嫌なコトをされたからとか、何か好ましくないコトを言われたからとか、その感情の原因は、自分の外側にあると考える。

でも、真実はまったくの逆なのだ。

周りで起こる状況や、人との関わりで生じる出来事は、自分の「モノゴトに対する見かた・捉え方」を映し出す鏡でしかなくて、目の前に現れている真実、世界は、すべて自分の心が創り出しているということ。

例えば、「誰かにとても感じ悪くされた」という状況が現れたとして、その誰かが、本当に「感じ悪かった」のかどうかは、実際のところは誰にもわからない。
でも、私たちが目の前の事象を「感じ悪い」と名前を付け、そう捉えた瞬間に、目の前の人の態度は「感じ悪い」ということに「なる」のだ。

私たちはそうやって「自分の心の眼鏡」を通して、すべてのモノゴトを観て、世界を創り出している。
そして、何ともややこしく、そしてそれは同時に素晴らしいことでもあるのだけれど、人間はひとりひとり自分だけの「眼鏡」を通してこの世界を観ている。
人間関係に悩まない人などいないと思うけれど、この真実が腹に落ちると、「絶対に自分が正しい。絶対に相手が間違えている。」というジャッジ自体が、そもそもナンセンスということが身に染みてきて、ものすごく気持ちが楽になる。

でもこれは、ただ単に楽観的であれば良いとか、そうゆうコトではない。

誰かの言動に対して、自分の気持ちがザワつくとき、その「ザワつき」自体に「良い」も「悪い」も存在しない。
「ザワつく」という感情が起こる理由は、「自分が心の底で望んでいる状態・状況」とは違うコトが目の前に起こっていて、ストレスになっている。ただそれだけなのだ。
だから、自分でその感情を「悪い」とジャッジして、無理やり封じ込めたり、感じないようにしたりすると、その感情の奥にある「自分が本当に求めているコトや願い」をとらえ損ねてしまう。
そうすると、いつまで経っても「本当に望む状態」という自分の心のニーズを満たせないまま、表面的に表れている感情に振り回されつづけて、人はどんどん疲弊してしまう。

これを知っているだけで、どれだけの人間関係が楽になることだろう。
そしてこれを知っていることで、「自分が本当はどんな生き方を望んでいるのか?」に触れやすくなる。感情が映し出してくれている自分の「真の願い」に寄り添うことができれば、自分が自分にとって「誰より誠実で信頼できる存在」になれると思う。
そしてそれが出来るようになれば、人や周りの環境・状況に、自分の心のあり方が支配されることはなくなる。本当の意味で「心が自由」になる。

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もう一つ。
私のこの「変容ジャーニー」のなかで端折ることが出来ない、大きな気づきのキッカケが、この本、「ザ・メンタルモデル」だ。

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うーさんから「読んでみると良いよー」とおススメされ、読んでみたときの衝撃は忘れることができない。

私がここしばらく抱えていた、「何かが違う」「もう限界」「この苦しさから逃れたい」これらすべてが、なぜ今私に訪れているのか?
それを、すっかりクリアに説明してくれたのが、この本だった。

そのとき、うーさんに送ったメッセージがコレ↓
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「ザ・メンタルモデル」、今日の移動時間だけで一気に読んでしまいました。…というか、コレ、この人たちは私の話をしてるのか??と思うくらい、自分に当てはまると思うことが多くて…

私がなんで「今が限界点」だと感じてガレージへ導かれたのかも、全部納得がいく…!!直面期だからじゃん。と。。
目の前にかかってたベールが一気に取り除かれたみたいで、びっくりしています…
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うーさん↓
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れあちゃん、読んだんだね!いいタイミングで読めた感じだね!
直面期にいないと、あの本の対話部分はピンと来ない。逆に直面期だと、れあちゃんみたいに「私のこと?!」ってなるんだよね。
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この↓「まえがき」を読んでピンと来る人は「直面期」かもしれないので、一度読んでみてほしい。探している人には届く内容になっていると思う。
私は探している状態だったから、目から鱗が落ちて、深い納得感と「これまでのすべてが符合する」という感覚を味わった。

(つづく)

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