デビッド・スターンの引退でNBAは一つの時代が終わりました。

スターン氏、30年間務めたNBAコミッショナー退任へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00000011-jij_afp-spo

デビッド・スターンといえば、NBAの人気を世界レベルまで押し上げた敏腕コミッショナーとして知られています。
1984年にコミッショナーに就任して以来、数々の偉業を成し遂げていますが、最大の偉業は1992年のバルセロナ五輪に初めてNBA選手を送り込んだことだと思います。
マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、ラリー・バードなど殿堂入りする選手が揃っていて、全試合100点超えをするなど圧倒的な強さで優勝しました。
それがきっかけで世界中でNBAブームが起こりました。

スペイン出身のパウ・ガソールは、バルセロナ五輪でNBA選手のスーパープレーを目の当たりにし、いつか自分もNBAでプレーしたいと強い憧れを抱いたと言われています。
時が経つにつれて、スティーブ・ナッシュ(カナダ)、ダーク・ノビツキー(ドイツ)、姚明(中国)、トニー・パーカー(フランス)といった海外出身の選手が続々と現われ、NBAは国際色豊かなリーグへと変貌しました。

現在、NBAファイナルは世界215ヶ国、47ヶ国語で放送されるまでになっています。
デビッド・スターンがコミッショナーを引退したことで、NBAは一つの時代が終わったといっても過言ではないと思います。

次期コミッショナーが、これからどんなNBAを作っていくか注目です。

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