今日の炎の体育会TVで、松岡修造と子供達の合宿をやっていました。

今日、『炎の体育会TV』で松岡修造と子供達とのテニス合宿の様子が映し出されていました。
集まった子供達は全員テニスの経験はあるものの、技術的には非常に未熟で、コートにボールを入れることもままならないほどでした。
自己紹介でもガチガチに緊張していて、全員が自分の気持ちをなかなか伝えられないでいました。
ホントにこの3日間で子供達は変われるのか、そんな状態から合宿が始まりました。

最初に修造が子供達に与えた試練は、ターゲットに1発で当てなければ合宿は即終了するというものでした。
それを聞いた子供達は緊張のあまりパニックになり、打ったボールはコートの端っこに飛んだり、ネットにかかったり、オーバーしたりと散々で全員が不合格でした。
その後、修造はこの試練を与えた目的は、「テニスの試合の緊張感を味わってもらうことだ!」と明かしました。
さらに、子供達のフォームがあまりにもバラバラであったため、フォームの矯正に取りかかりました。

そこで、修造は一つの工夫を凝らしました。
それは、ラケットのグリップの下の箇所にギンギラギンのシールを付けて、そのシールが見えるように打つことでした。
そうすると、何とラケットにボールがミートするようになってきました。
それと同時に、上手くなっていくことに喜びを感じ、表情が段々生き生きしてきました。
子供達の教えられたことを素直に吸収していく力と感性は素晴らしいと思いました。

その他に印象に残ったことは、テニスが上手くなるには、『心・技・体』に加えて『眼』が大切だということです。
ゲスト講師による心が定まっている時と定まっていない時の眼の動きの実験がありましたが、心が定まらないと眼の動きが散漫になるということを話していました。

今までTVで修造の合宿を見たことは何度かありますが、アメとムチの使い分けが非常に上手いと思います。
集中力が切れたり、プレーが消極的になったりすると誰に対しても容赦なく叱りつけるが、困難を乗り越えた時や上達の跡が見られた時には必ず「おめでとう!」とか「よくやった!」など褒めることを決して忘れません。
修造が子供達に慕われる所以はそこにあるのかなと思います。

次回の放送は10月5日ですが、合宿終了後に子供達がどう変わるのか今から楽しみです。

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